三菱UFJFGと三井住友FGが、消費者金融事業「モビット」への共同出資を解消する交渉に入ったそうです。
モビットの事業を分割し、それぞれのグループに取り込む案が有力のようです。
モビットは現在、三菱東京UFJ銀行と、三井住友傘下の消費者金融大手プロミスが、50%ずつ株を持ち合っているとのことですが、経営が非効率になりがちな折半出資を解消することで、両グループの考えが一致したようです。
具体的には、モビットの業務のうち、地方銀行の消費者ローンを保証する業務を三菱UFJ側に、消費者向けの貸し出し業務をプロミスに、それぞれ引き継ぐ案などを検討しているようです。
元々ライバル同士が出資しあうことの難しさがあったんでしょうね。