ＮＹダウ、３年９か月ぶり高値 //日本は・・・

[arama-さん]

　３日のニューヨーク株式市場はアメリカの雇用情勢が改善したことから大幅に上昇し、リーマンショック前の２００８年５月以来、およそ３年９か月ぶりの高値を付けました。

　３日のニューヨーク株式市場は、アメリカの１月の雇用統計で、失業率が８．３％と３年前のオバマ大統領就任直後の水準まで回復したことに加え、非農業部門の雇用者数も２４万人の増加と予想を大幅に上回ったことから、幅広い銘柄に買い注文が入りました。

　このため、ダウ平均株価は、前の日より１５６ドル８２セント高い１万２８６２ドル２３セントと、リーマンショック前の２００８年５月以来の高値で取引を終えました。また、ハイテク銘柄の多いナスダック総合指数も２９０５．６６ポイントと、２０００年１２月以来、およそ１１年２か月ぶりの高値となりました。

　市場関係者は、「雇用情勢の改善が確認され、アメリカ経済の先行きに明るい兆しが広がっている。ヨーロッパの債務危機への警戒感は根強いが、しばらくは積極的に買う動きが続くのではないか」と話しています。（04日08:38）