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オリンパス争奪戦が本格化 //富士フイルム・ソニー・テルモ

   巨額の損失隠し問題で財務基盤が弱くなったオリンパスは、スポンサー企業から出資を仰ぐ形での資本提携を検討中です。高い技術力を誇るオリンパスと提携するのはどこなのか。“オリンパス争奪戦”が激しくなっています。

 「オリンパス社との提携に関して、本日当社よりオリンパス社のFA(=アドバイザー)のSMBC日興証券を通じて提案を行った」(富士フイルム・中嶋成博専務)

 30日午後、富士フイルムはオリンパスに対して正式に業務提携を申し入れたことを明らかにしました。同じ頃、医療機器メーカー、テルモの会見でも提携話について質問が・・・。

 「あらゆる選択肢が考えられると思いますので、(提携を)検討していることはあるが、まだ公表できる状況ではない」(テルモ・羽田野彰士執行役員)

 今月18日、オリンパスの高山社長は弱体化した財務基盤を強化するため、スポンサー企業との資本・業務提携を検討すると発表。

 「(相手が)1社でやる方がいい提携もありますし、あるいは2社、3社でということもあると思います」(オリンパス・高山修一社長、18日)

 提携先を決めるのは4月末に誕生する新経営陣だとしますが、オリンパス争奪戦は本格化しています。オリンパスの魅力は何といっても世界シェアの70%以上を誇り、年間1000億円近く稼ぎ出す内視鏡事業。世界200か所以上の拠点に専門スタッフを配置し、世界中の医療機関から高い評価を受けています。富士フイルムのある幹部はシナジー効果を強調します。

 「医療機器なのだから同業者がいいという声は強い。内視鏡なら、うちがやるのが一番いい」(富士フイルム幹部)

 富士フイルムの内視鏡の世界シェアは15%。両社が組めば、内視鏡で世界の医療をリードできると胸を張ります。一方、11年前から業務提携を進め、オリンパスの株の2.1%を持つ大株主のテルモは・・・。

 「オリンパスの内視鏡で患部を発見したら、そのままテルモの細い管を使った特殊技術で治療する。将来、診断と治療が同時にできるようになる」(テルモ関係者)

 このほか、ソニーは独自のイメージセンサーを使った新しい内視鏡や、手術室用の高精細モニターの開発などでビジネスチャンスが広がると判断。すでに最大で2割から3割程度の出資を提案しているとみられます。

 「(オリンパスは)高いシェアを誇る内視鏡のビジネスがあるために、お金を稼ぐ力=キャッシュフローが潤沢。(オリンパスは)『選ばれる』というより 『選ぶ』側というような感じがある。今の既存株主、海外のファンドなどを含めて、納得させられるようなシナジー効果のある提携先とのタイアップが必要になってくる」(マネックス証券・広木 隆チーフ・ストラテジスト)

 オリンパスは4月の臨時株主総会を見据え、2月中にもスポンサー企業を絞り込みたい考えです。(30日17:08)
2件のコメントがあります
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    arama-さん こんばんは、

     

    ここにきて、オリンパスもてもてですね。

     

    変なことさえしなければ、技術力はあるのに、。。。

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    arama-さん
    2012/1/31 21:37

    ピーマンショック!さん

     

    こんばんは

     

    顕微鏡からスタートしたと思います。

    おしいことをしましたね。

    信用ガタ落ち、、、、、

    バカな経営陣でしたね。。。

     

    先行きが楽しみと不安がありますが、、、、、

     

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