はるるっぴさんのブログ

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金融危機再来の不安と希望的観測

素人のひとりごと日記です。

(自分の勉強日記です。)
(正しくは、専門家へ)

 

ある会社に行く機会があった。
なかなか広い事務所だった。

 

事務員らしき人が、若い女性の営業担当らしい人に

「○○さんからお電話です~」と言った。

 

それを聞いた女性は

「え~マジですか~」(^_^;)

 

と言って電話に出ていた。

 

「はい!お電話変わりました~」
「いつもお世話になっております~」(^^♪

 

よくあることですが
その変化に驚く・・・

 

さて

 

金融危機の不安が続いている。

 

○S&Pフランス国債の格下げ

 

市場関係者の中には、材料織り込み済みとする専門家もいるようです・・・
そのようには思えない。(買戻しはあると思う。)


格付け会社ムーディーズは、すでに格付けに準じる基準により
フランス国債の格下げをしている。

 

実力のあるヘッジファンドは、ダメとわかったら
まず(ユーロを)持ち上げてから売ってくるだろう。

 

また、やっているなぁ~と言った感じ。

 

欧州債務危機の問題は深刻で
アメリカの金融機関にも影響がある。

 

ギリシャが債務整理になるとリーマンショックの○倍の威力
イタリアが債務整理になるとリーマンショックの○○倍の破壊力がある。


引き続き要警戒だと思う。

 

○中国のインフレ

 

お隣の中国ではインフレが続いている。


銀行預金は、3.5%で物価上昇率が5.5~6.0%くらい
(中国の政策当局は正確な数値を発表しないので、よくわからない・・・)


銀行にお金を預けると資産が目減りする状況が続いている。

 

経済専門誌などでも報道されているようですが
中国不動産バブルのマネーが金(ゴールド)などの実物資産に流れている。
(現地に行ったとき思いましたが、中国での実物資産の選択肢は、いろいろあるようです。)
(バブルの渦中にいる人は、意外とわからないものだと感じた。)

 

中国経済のソフトランディングは、できるかどうか微妙になっている。

 

○ペンションリスクを誘発するソブリンリスク

 

ギリシャでも国家の債務危機が公的年金の削減に繋がっている。
日本も同様のことになる可能性を否定できない。

 

公的年金の運用利回りは

 

メインシナリオ 4.1%
サブシナリオ 3.9%~4.2%

となっている。

(物価上昇率は、考えない。)

 

日本の10年物国債利回りが1%前後のことを考えると
少々無理があるシナリオだと思う。

悪いインフレを想定しているのだろうか?

 

昨年度の運用利回りが少しのマイナス。
今年度は、9月末までマイナス3%くらい。


メインシナリオと7%の乖離がある。

 

3月末までに挽回するのは、現状困難な状況にある。

 

仕組みは全く違います。しかしながら
企業年金でも勉強したPSL(過去勤務債務)償却の
困難な状況と感覚的に似ている。

 

国家債務の危機が年金不安を誘発するだろう。

 

社会的には、消費税見直しの話題になっていますが
誤差の範囲にすぎない。

 

○日本の企業業績

 

日本の企業業績を日経新聞などで見ると
必ずしも良いとは思えない。(もちろん、例外もあります。)

 

株価の行き着くところは、ファンダメンタルズなので
長期投資家が、今の株価水準で買いに行くとは思えない。

 

(個別銘柄になると魅力ある投資先もあると思う。)

 

○肌感覚

 

消費動向を身近なところで観察すると
肌感覚としても、景気が緩やかに改善していくとは思えない。


10年前、2002年秋頃には、そのような兆候が少しはあった。

 

今回の世界的な景気後退は複雑なデリバティブが関連しているので
景気回復への道のりは容易ではないだろう。

 

○金(ゴールド)とVIX指数

 

金(ゴールド)価格は足元1トロイオンス(toz)1737 ドル
採掘コストは、上昇していますが、700ドル~800ドルくらいに思う。

 

現在の価格とのプレミアムは、信用不安が高まっていることの
投資家へのメッセージにもなる。

 

VIX指数(恐怖感指数)は、足元低い。
これはオプション買いのイメージになる。

 

信用不安が高まれば、VIX指数も高くなるはすです。


くわしいことはわかりませんが
VIX指数が高くなる可能性はあると思う。(専門家へ)

 

先物市場の関係で、短期的に金(ゴールド)価格が調整する
可能性はあると思います。


しかし、長期の上昇トレンドは続いていると認識している。

 

個人的には

 

「FORECASTS  2012」

 

投資日報出版社

 

レイモンド・A・メリマン著がおすすめです。

 

8,000円

 

(この内容で、この値段は安いと思う・・・)

 

特に、NYダウと金(ゴールド)の的中率は高い。

 

ただし、有名になっているので
今後のことはわかりません。

 

○これからの長期投資家

 

これからの長期投資家は、株式だけではなく
グローバルセンスを持って、債券、為替、商品
デリバティブ、空売り筋の動向、需給動向の把握などに至るまで

幅広い知識が必要になるのでしょう。

 

アメリカの空売り筋で有名なのは、ジムチェイノスになる。
(空売りの王様。エンロンの粉飾決算を見破った投資家・・・?)

 

○地政学的なリスク

 

これは、たくさんありすぎて書けません。

 

○心構え

 

長期投資家には、心構えが大切に思う。

 

安く買えなかったら

 

「自分より安く買えてよかったね・・・」

 

高く売れなかったら

 

「自分より高く売れてよかったね・・・」

 

と言った気持ちの余裕があっても良いと思う。

 

(いろいろな考え方があるでしょう。)

 

長期投資家の最大の武器は、時間軸になる。

 

・・・

 

厳しい経済環境の中で強気の(または楽観的な)見解もある。

 

明るい話題も必要なので、楽観論は、歓迎したいところです。

しかし、安易な楽観論には注意が必要に思う。

 

PBRが割安(大震災によって価値観が変わっている。)
辰年は株価が上昇する。(説得力がない。)
金融緩和期待で株価は上昇する。(これは理解できる。)

 

楽観論の中には、希望的観測もある。

 

ある証券会社の方とお話をすると

 

「株が上がってほしいですけど・・・」(・.・;)

 

希望的観測に頼らず
冷静にマーケットを観察したいと思う。


おすすめの本

 

メタボリックな人を見かけることが多い。


今日(1月29日)の日経新聞のSUNDAY  NIKKEI
糖質制限食の参考になる記事が記載されている。

 

健康関連の本2冊

 

昔から有名な

 

「養生訓」「和俗童子訓」

貝原 益軒著

 

岩波文庫

 

(江戸時代のベストセラーだったらしい。)

 

最近の本では

 

図解でわかる最新栄養医学「うつ」は食べ物が原因だった!

 

溝口 徹著

 

(5つ星の本)

 

内容は、一般人向けにわかりやすく書かれた
栄養学の本になっている。

 

食料品を購入するとき
成分をチェックしている主婦を見かける。


賢明だと思います。

 

金融商品への投資も商品内容をチェックしたいと思う。

 

金融危機の復習をしたい場合は

 

ヌリエル・ルービニ教授
(以前、名前を間違っていました・・・。ここで訂正します。)

スティーブン・ミーム教授共著

「大いなる不安定」を読み直しても良いかもしれません。

 

(時間なしで日記を少し休むと思う。)

 

おしまいです。

 

 

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