経常収支をチェックする

[はるるっぴさん]

素人のひとりごと日記です。
 

先日、大手貴金属店の店長さんと少しお話をした。

 

「金（ゴールド）を買っている人と売っている人とどちらが多いですか？」

 

と尋ねると

 

「今年になってから、やはり買っている人が多いです。」

 

とおっしゃっていた。

 

公務員の予算編成の実務担当者とお話をした。
お話をすると、金とプラチナに興味があることがわかった。

細かいことは守秘義務があるので書けません。

 

予算を編成しているから
わかるところもあるのでしょう。

 

何店かの古銭ショップに行った。

 

最近

 

「昔のお金を売りたいけど、買ってくれないのですか？」(・。・)

 

と言ったご年配の方を見かけることが多い。

 

「昔は、価値があったのですけど、今となっては～」(・.・;)

 

と言って丁重に断られている。

 

ご年配の方は

 

「売っているのにねぇ～」(^_^;)

 

と言う。

 

古銭ショップは「通貨」を学ぶためには
参考になる。

長期投資家の情報源になる。

 

さて

 

経常収支をチェックする

 

この分野は、外国為替証拠金取引をされている人たちも専門的に熟知されている。

くわしくは、そちらへ

 

（為替は、交換レートのこと）

 

しかし、長期投資家もチェックする必要がある。

 

2010年度は
（正しくは専門家へ）

 

日本の経常収支黒字は17兆円

貿易黒字は6.5兆円～7兆円

所得収支黒字は11兆円～12兆円

サービス収支（観光のイメージ）は、▲1～2兆円（適当です・・・）

 

2012年1月12日（木）日本経済新聞の報道によると

「経常黒字85％減　（2011年）11月電子部品や車、輸出減」のタイトルで詳細が説明されている。

 

「経常黒字としては1985年以降で最少となる（中略）輸出はなお減少が続いている。」

 

（前後文書参照。日経新聞より引用）

 

とある。

 

貿易収支は、原発問題の影響もあり赤字が続いている。

（客観的に見ても厳しいと思う。）

 

所得収支は、海外の子会社の利益などもありますが
債券の利子が多く70％くらいを占める。

 

欧米などの金融緩和によって金利が下がる状況と

（消去法的）円高によって
所得収支はさらに少なくなる。

 

サービス収支は、これも原発問題の影響があり
東日本の観光に来る外国人は減少している。

 

経常移転収支は、経済援助や国際機関への拠出金のこと。

日本はよく援助しるので、ここは安定してマイナスになる。

 

経常収支は、基本的にその国の稼ぐ力を指すものだと思う。

 

ここ（経常収支）がマイナスになると厳しい。

 

（対外純資産もチェックする必要があります。）

 

円高を予想する専門家の予想よりも
意外と早く、多くの人たちが忘れた頃に
円安になる可能性も見えてきている。

 

（地質学的なリスクにも注意を要する。）

 

しかし、米ドルもユーロも負けずに弱い・・・

 

豪ドルは買われすぎ。

「どこまで下がるのか・・・」のときがあっても

 

想定外ではない。

 

今の日本では円高も困りますが
円安はもっと困る。

 

日本の優秀な経営者は
円高のシナリオだけでなく
円安のシナリオも視野に入れていると思う。

 

想定したくないことも視野に入れていると思う。

経常収支が赤字になると
日本の国債金利が上昇する可能性がある。

 

世界金融危機以降、日本では表向き円高のため何もしない人たちは助かった。

しかし、これからは、何もしない人の資産が目減りする心配もある。

 

百貨店などで混雑する食料品売り場に置いてある食品など
（節約できないモノ）などが値上がりしやすい。

 

多少の現物資産で国債金利上昇のヘッジするのも
ひとつの選択肢かもしれません。

 

何度か日記に書いている金（ゴールド）投資も本当のところ難しい。

興味のある投資家は、忘れることのできる金額で投資するのが基本だと思う。

ミニリーマンショックでもある
MFグローバルの破綻でさらに市場の分析が難しくなっている。

 

デジタルゴールドが現物の何百倍もあるので
現物の裏付けが必要になる。

（偽物、盗難にも注意が必要でしょう。）

 

資産のある投資家は、資産を防衛する知恵を絞るべきかもしれません。

おしまいです。