1月19日・海外市況。

[クリタさん]

今日の海外市況はNYダウが続伸。IMFが融資能力を1兆ドルに拡大するとの観測が伝わっており、為替市場でユーロが買い戻されるなど、欧州懸念が一服となったほか、ゴールドマンの決算が予想を上回った事で、金融株が上昇した事もサポート要因となったようです。商品市場は金が続伸。序盤はインド政府が金の輸入関税を引き上げると発表した事を嫌気したものの、上記チャートに見られるように、ユーロが買い戻されると連れ高する格好となりました。NY金の日足ベースでは、引き続き戻りを試す展開のなか、11/8を起点にした半値戻しが上値抵抗となっていますが、ここはしっかり上抜いてくるものと思われます。なお、今夜はスペインとフランス国債の入札、決算ではバンカメ、更にECBのドラギ総裁の講演が予定されており、注目していきます。