[ミラノ/ローマ 12日 ロイター] イタリア財務省は12日、2種類の短期国債入札を実施した。
12カ月物の利回りは2.735%と前回12月の5.95%から大幅に低下、2011年6月以来の低水準となった。応札倍率は1.5倍で前回は1.9倍だった。
今回の入札での新規借り入れ額は43億ユーロ。
欧州中央銀行(ECB)による大量の資金供給で、短期債への需要が膨らんだ。
INGのストラテジスト、アレッサンドロ・ジャンサンティ氏は「利回りからみて良好な結果だ。最近はなかった規模の短期債入札で、借り換えは77億ユーロにすぎなかった」と述べた。
「ゴールは依然としてギリシャの債務の対GDP比を2020年までに120%へ引き下げること」