ユリウスさんのブログ
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東日本大震災被災者への支援を継続しよう -具体例
3月11日のあの三陸沖地震に起因する大災害被災の皆さんは、厳しい冬の到来を前にしてどんな気持ちでお過ごしであろうか。想像するだけで胸が痛みます。
以下は阪神・淡路大震災語り部と称して東北に脚を運んで際限のないボランテァ活動に取り組んでおられる磯田昇氏(ペンネーム桂木俊介)の現地からのメールの一部をご紹介します。
岩手県遠野市(地震災害だけで、津波被害はない)を中心に活動しています。今からは医療関係の専門家達と仮設住宅なども周り、住人の心理相談やマッサージ等も出来る体制を計画しています。
現在は専ら文化活動支援の名目で、全国から寄せられた厖大な図書などを整理して(学芸員・図書館司書などの仕事)被災地から1時間位の場所に仮設図書館を設置(済み)し、子供たちが授業に使う副教材としての地図・辞書などを夫々の学校で使うときに、送ったり集めたりするそのような図書館です。
体制を整えるのに後1年は確り掛るでしょう・・・役立てばよいのですが。。。。
マスコミ報道とは裏腹に全く復旧も進まず(一部にきざしもありますが)、特に小さな市町村で力のないところは、原状回復すら儘ならぬ状態です。
時間的にも阪神の数倍は掛る感じがしますね・・・被災者にはお気の毒ですが。
→ 復興に阪神淡路大震災の数倍がかかるとすれば、被災地の皆さんにはまだまだ大きな困難が立ちふさがっているということです。思うにこのような大災害の支援活動を効果あるものにするには、一時的な募金活動やボランテァでは不十分で、長期に亘って物心両面の心のこもった支援活動を続けていくことが求められているのではないでしょうか?
1 地域に入り込んでの長期のボランテァ活動
磯田氏は夏休みには学生を引き連れて東北でボランテァ活動をしたり、実現の為の体制つくりというか組織つくりまでされているので頭がさがります。
※関心のある方は氏のレポート「東北被災地巡回レポート 4」を翔年がお送りします。
2 被災地グループと手をつないだ長期支援
知人の浅野小夜子さん(ニードル・アート作家)のグループの活動はご本人から語ってもらい、熱い想いをじかに受け止めてあげましょう。
ハートがいっぱい❤東北支援チャリティ展
❤作る人と買う人の気持ちをひとつにして❤
3月、東北を襲った未曾有の大災害を目の当たりにしてしばらくは呆然と何も手に付かない日々を過ごしておりましたが、被災した皆様が再起に向けて頑張られている様子を見て私達も何か出来ることをしたいと思うようになりました。
生徒さん達や友人に声を掛けると快く賛同してくださり、皆で手作りの小物をたくさん作り9月末に第一回のチャリティ展を開催いたしました。その売上金を手渡し出来る、出来れば手芸・クラフト関連の個人か小さいグループへ継続して応援していきたいと思い支援先を探しておりましたところ朝日新聞で「東北グランマプロジェクト」のことを知りとても共感いたしました。
震災で仕事を失った女性達がクリスマスオーナメントを作ることで仕事を得てしかも、針を動かすことに生きがいと喜びを見出されてるとのこと。材料がオーガニックコットンの残布だというのもいいですね。
私達、大阪のグランマ達は商品を買うことと寄付の二本立てでこの東北のグランマ達が本来の仕事が出来るようになるまで支援して行きたいと考えています。
先日早速、第一回のチャリティ売上金で商品の購入と寄付を致しました。11日~15日の作品展でクリスマスオーナメントの販売を致します。ちょうどクリスマスシーズンに入りますしたくさんの方にこのプロジェクトを知って頂くいい機会にもなればと思っています。
「布と糸で描く絵」
第5回 浅野小夜子手芸教室作品展
2011年11/11(金)~15(火)
11:00~18:00(最終日17:00まで)
GALLARY 4匹の猫
大阪市北区茶屋町5-2 Tel 06-6359-6516
→ この手芸展は明日からです。大阪の便利な場所にありますので、関西の方はこの支援活動にご協力いただければうれしいです。
3 学童、学生への10年間の育英資金
建築家の安藤忠雄氏の発案で始められた有名な「桃柿育英会」です。同じ名前で阪神淡路震災の時に初めて作られ、4億9千万以上の資金を子供達の学資にきょうされました。やり方は極めて簡単、寄付は一口一万円、それを10年間続けるという会です。
→ 熱しやすい人は是非この会に入ってください。自動口座引き落としを希望すれば、毎年決まった日にちゃんと銀行から引き落としてもらえるので忘れても大丈夫です。(笑) 経済的困窮に陥った学生はこの長期資金によって生活設計が可能になるのですから、このような援助を受けた学生は勇気を与えられ、感謝する気持ちが湧き、心があたたかくなる素晴らしいと支援方法だと思います。
読者のみなさん どうかもう一度3月11日を思い出して、このような長期に亘る支援活動に是非ご支援ください。よろしくお願いします。
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