ユリウスさんのブログ
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ささやかな報告 -宮古島
夫婦で旅行しても面白くないという3組が宮古島へ行った。あいにくの天候で毎日が雨か曇り空。傘がいらない程度の降り方だけど、地元の人の話では、これほどの天候不順は異常だとのこと。毎日、どんよりした空模様で、上々の旅とは言えなかったが、6人ともよく遊んだ。
天国に近い南の島で、「何もしないでボケッとしているのが一番の贅沢」という考えに反抗するかのごとく、一行はその正反対、寝る間も惜しんでゲームに明け暮れてました。遊びの種目は
テニス(屋内)、卓球、ゴルフ、スキューバ、囲碁、将棋、コントラクトブリッジ、スクラブル(英語単語ゲーム)など。(太字は全員参加。天候が良ければヨット、シーカヤック、水泳などを楽しみたかったが、残念ながらこれは次回に持ち越し。)
普通の観光スポットの他に、島内の植物園や博物館や公文書館なども、ペンションで車を(時には2台)借りて回りました。
まず、ちょっと変な報告をしなければなりません。屋内のテニスコート(写真)を何回も借りました。使用料は一人200円と法外に安い。ところが外観は倉庫みたいな感じで、テニスのテの字の表示もありません。入り口付近に「簡易保険積立金融資施設 下地町 下地郵便局 平成14年度」の銘版があるのみ。
この施設がどのような性格の資金で建設されたのか翔年は知りません。分かりませんが、監査とかなんかが入ったときに困るから、表示がわざとされていないのではないかと疑いました。
こういう施設名のない何に使うのか分からないような建造物を、宮古島のアチコチで見かけましたから、翔年の疑いはあながち見当ハズレではないと思います。
基地を受け入れている沖縄県には中央政府から色んな資金が流れ込んでいるはずで、その一部が地下水脈となって、このような形で顔を出しているのではないでしょうか?
次に宮古島にはハブがいないという話。これは本当でした。ところが博物館に行って分かったことですが、普通の蛇はいるのです。蛇は2種、他の爬虫類も展示されていましたので、奈良のO氏から教わった宮古島は一万年以上前に一旦海に沈んでまた隆起して出来たため、ハブがいないという知識と整合性が取れなくなりました。
地質学的には宮古諸島は一万年前にできた琉球石灰岩の島であることは理解できたのに、ハブがいなくて他の蛇がいるということが、水没とどう関係するのか分からなくなりました。当日は学芸員が休みで質問ができず、疑問点はそのままになってしまいました。
最後に地下ダムのこと。島はどこでも水を得るために努力しなければならない。特に宮古島は山も川もありませんから。宮古島はそれを地下ダムで解決していました。立派な地下ダム資料館があり、よく理解できました。奈良のO氏に教えてもらったとおりでした。
オリックスのキャンプが始まっていました。
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