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田中化学研究所

12日に独立行政法人産業技術総合研究所と共同で、安価・高性能なリチウムイオン二次電池に関する正極材料を開発したと発表。それが好感され、リチウムイオン電池関連として改めて脚光を浴びた。

 今回、希少金属のコバルト、ニッケルなどを含まず、安価で資源的にも豊富な鉄を高比率で用いた新しい酸化物正極材料の開発に成功した。これにより、将来的に低コストのリチウムイオン電池の製造が可能になると期待される。今後、開発、製品化を進め、2013年頃をメドに電池メーカーなどへのサンプル出荷を目指す。

 現在のスマートフォン(多機能携帯電話)、タブレット型端末の普及加速だけでなく、電気の効率的な供給や、電気自動車の実用化などに向け、将来、リチウムイオン電池の重要性はより高まる見通しだ。同電池は高コストが問題視されていたが、それが解消されるとなると、需要が爆発的に伸びる公算は大きい。

 株価は10月5日に年初来安値480円を付けたばかり。有力材料の出現で、当面は見直しが進むことが期待できよう。

 

それにしても安すぎですね!業績悪いから仕方なにかもしれませんが期待はしています。

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