> 今年は原発事故でさらに住む場所がどこなら安全なのか、深く考えさせられる
> どこに住むかは、一生の大問題ですね
> 皆さんはよくよく考えて住んでおられますか?
> 住みよい日本?住みにくい日本???????
> さて???
ちょっと面白い問題ですね。
小生がアメリカにいた時に使った英語の教科書の内容は、示唆に富んでいました。
一部ご紹介します。
当時(30年以上前) 日本人の平均生涯引越し回数は約5回、
それに対して、アメリカ人は約15回。
{現在では、日本人の引越し回数がもう少し増えているはずです。}
それにしても大きな違いです。
日本では、親の住んでいた地域(場合によっては住んでいた家そのもの)に住んでいる場合がアメリカよりも圧倒的に多いのではないでしょうか? 引越し回数の比較はそのような傾向の存在を示唆しています。
このような場合、住居の選択余地は無いわけです。
安全かどうかが基準ではなく、親の家が引き継がれるかどうかが基準なのです。
就職のため、都会に出て来た場合では、新しい土地での選択の自由度がありますが、安全かどうかという基準もさることながら、自分達の生活に便利であるかどうかが大きな判断基準になっているようです。 通勤の便利さ、教育環境のよさ、住環境の良さ etc. etc. 住環境の中に、安全性も含まれますが、どんな災害に対する安全性なのかと考えてみれば、洪水、がけ崩れ、火山噴火、雪害、台風など様々なリスクがあります。一言で「安全」と ひとまとめ出切る様な単純なものでないことは自明でしょう。
もちろん、海外に住むという選択肢だってありうるんで、本気になればかなりな自由度が存在します。 しかし、こちらがより安全などという単純な指標は存在しません。