ユリウスさんのブログ

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野田内閣の多難な船出 -若さに期待するしかない

 日本が「××に嵌ってさぁーたいへん」な時に、「どじょうが出てきてこんにちは政権」が多難な船出をした。
 ざっと閣僚を見てみよう。一番目につくのは閣僚の若返りが進んだこと。これは何よりもいいこととして評価する。ただし、先行きの不安はぬぐえない。政治家の実力が分らない。若さの特権で智慧を出し合って頑張りぬいて、なんとかこの国難から抜け出す方策を見出し、行動に移して欲しい願う。
 それともう一つ、小さなことに見えるかもしれないが、民主党は日本国籍を持っていない在日韓国人に選挙権を与えようとするなど、国家の根本に関するところに問題を抱えているように見える。党幹部から1年生議員まで、ほとんどの議員が外国人からの献金を禁ずる法律に違反しているのではないかと翔年は疑っている。今回はネットで情報を集め、ちょっと気になる点(不安がある)のコメントをつけました。
 この問題に関しては、いろいろと歴史的経緯があろうとも、日本に住む永住外国人は我が国の選挙権をえて政治に参加したいのなら、日本国籍を取得するべきであると翔年は考えます。ここのところを曖昧な形にしたまま、選挙の支持を得ようとする民主党議員が多いので注意を要すると思っています。本来なら、党をあげて違法献金を受けていないか、総点検が必要なのではないでしょうか?


閣僚の一覧(氏名、年齢、略歴、出身校等、◎、〇、△、×は翔年の期待度と気になる点)

総 理 : 野田 佳彦(54)のだ よしひこ
  財務相、党国対委員長(早大=衆5回、千葉4区)
  野田グループ
→ 〇 人物は信頼できる。期待をもって、国会運営を見守っていきたい。
また、領土問題に対しても断固たる発言をしており、ブレはないようだし、民主党内にある外国人参政権問題に関しても「明確に反対だ。外国人が、帰化の手続きを簡略にできるようにすればいい」と言っているのはけだし正論であると思う。
 ところが過去においては、「千葉民団(在日本大韓民国民団の皆さんの力強いご推挙をいただき、力強いご支援をいただきましたことを、心から御礼申し上げたいと思います」と挨拶した記録が残っている。


国土交通・海洋政策: 前田 武志(73)まえだ たけし
  参院予算委員長、常任幹事会議長(京大院=参2回、比例、衆4回)
  羽田グループ
→ △ 従来、共生社会実現のため、永住外国人への地方参政権の早期付与に尽力することを表明していたが、2010年の参院選では、外国人参政権への反対意見を表明している。このような基本的なスタンスを最近になって変更している。
また参議院予算委員において、菅直人内閣総理大臣のことを「仙谷総理大臣」と言い間違えて委員の爆笑をとった。あまりにもその通りだったので…。

総務・沖縄北方・地域主権推進・地域活性化 :川端 達夫(66)かわばた たつお
  衆院議運委員長、文科相、党幹事長(京大院=衆8回、滋賀1区)
  旧民社党グループ
→ △ かつて幹事長の任にあったときの働きはもう一つでした。小沢元代表を支持したり、過去の滋賀県知事選では当初新幹線新駅に反対する嘉田候補に反対していたが、嘉田が選挙に勝利して知事に就くと知事の新駅凍結に賛成を表明した。このように過去のブレがあるので信頼できない。
さらに、在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟に所属している。

原発事故(再任)・環境・原子力損害賠償支援機構:細野 豪志(40)ほその ごうし
  首相補佐官、党幹事長代理(京大=衆4回、静岡5区)
  前原グループ
→ 〇 永住外国人への地方参政権付与については「どちらかといえば反対」と言う。宇宙政策に一家言を持っており、翔年の尊敬している松井孝典(現千葉大教授)とも親しいらしい。


法 務 :平岡 秀夫(57)ひらおか ひでお
  総務副大臣、内閣府副大臣(東大=衆5回、山口2区)
 菅グループ 
→ △ 国家戦略室長としては物足りなかった。また、在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟に所属している。

防 衛 :一川 保夫(69)いちかわ やすお
  党参院政審会長、党政調会長代理(三重大=参1回、石川、衆3回)
  小沢グループ
→ △ よく知らない。在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟」に参加している。

外 務  :玄葉 光一郎(47)げんば こういちろう
  国家戦略相、党政調会長(上智大=衆6回、福島3区)
→ 〇 骨っぽいところがあるように見える。

官 房:藤村 修(61)ふじむら おさむ
  党幹事長代理、厚労副大臣(広島大=衆6回、大阪7区)
  野田グループ
→ △ 実はこの人が1993年、初めて日本新党から旧大阪3区で衆議院に出馬した時、翔年は細川氏の政策に賛同して、藤村氏の選挙運動を真剣に手伝ったことがある。その後、氏が新進党に移った頃から疎遠になった。当時から人柄は良いが、大きな理想の持ち主のようには感じなかった。在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟に所属している。

財 務 :安住 淳(49)あずみ じゅん
  党国対委員長、防衛副大臣(早大=衆5回、宮城5区)
→ △ 弁は立つようだが、財務大臣は荷が重そう。若さで頑張れるか?

国家公安・拉致問題・消費者・食品安全:山岡 賢次(68)やまおか けんじ  
  党副代表、党国対委員長(慶大=衆5回、栃木4区、参2回)
  小沢グループ
→ × 国対委員長時の乱暴な国会運営は記憶に新しい。政治的実力があるとは思わない。また、外国人参政権推進派の急先鋒でもある。


文部科学 :中川 正春(61)なかがわ まさはる
  文科副大臣、党税調会長(米ジョージタウン大=衆5回、三重2区)
→ △ 我が国も核保有をという議論が出た時、「核保有を議論するとはけしからん話」と述べたことがある。議論で論駁するのではなく、タブーで議論を封じようとする姿勢はどうかと思う。さらに、「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟」に参加している他、北朝鮮難民と人道問題に関する民主党議員連盟の会長でもある。

郵政・金融(再任):自見 庄三郎 (65)じみ しょうざぶろう
  党幹事長、党副代表(九大院=参1回、比例、衆7回)
  国民新
→ × 翔年はこの人の政治的スタンスが理解できない。

厚生労働 :小宮山 洋子(62)こみやま ようこ
  厚労副大臣、党財務委員長(成城大=衆4回、東京6区、参1回)
  前原グループ
→ △ 政治的力量はわからない。在日外国人への参政権付与の推進者であり、「日本人は日本国の国民とは日本人のことという意識が強いため」と的外れな主張をしている。永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟に参加している。


経済財政・国家戦略・科学技術政策・社会保障、税一体改革・宇宙開発:古川 元久(45)ふるかわ もとひさ
  官房副長官、内閣府副大臣(東大=衆5回、愛知2区)
  前原グループ
→ △ よく分りません。

農林水産(再任) :鹿野 道彦 (69)かの みちひこ
  衆院予算委員長、党副代表(学習院大=衆11回、山形1区)
→ △ この人もよくわかりません。永住外国人に地方参政権を認めることについては「どちらかと言えば賛成」の立場らしい。

行政刷新・公務員制度改革・「新しい公共」・少子化対策・男女共同参画 :蓮舫(43)れんほう
  首相補佐官、行刷相(青山学院大=参2回、東京)
  野田グループ
→ △ 本当のところ、政治家としての実力は分らない。菅内閣のときに当初、内閣府特命担当大臣(行政刷新担当)に就任するなどしたが、最後の方は「内閣総理大臣補佐官」に「降格」され尻すぼみに終わっている。それに、尖閣諸島について「領土問題であるから日本は毅然と対応する必要がある」と述べ、「東シナ海に領土問題は存在しない」とする政府の見解とは異なる見解を記者会見で公言した。指摘されて後に「尖閣諸島は歴史的にも国際法上もわが国固有のものだ」と修正発言をしている。その他にもいろいろ派手に報道されたことも含めて考えると、この人、まだ政治家として勉強不足だと感じる。

経済産業・原子力経済被害 :鉢呂 吉雄(63)はちろ よしお
  党副代表、党国対委員長(北大=衆7回、北海道4区)
  旧社会党グループ
→ △ よく分りません。日本民主教育政治連盟や在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟に参加している。

復興・防災(再任) : 平野 達男(57)ひらの たつお
  内閣府副大臣、参院予算委員長(東大=参2回、岩手)
→ △ よく知りません。


官房副長官
政務 衆 斎藤勁(66)  参 長浜博行(52)
事務 竹歳誠(61)

法制局長官(留任) 梶田信一郎(63)


※参考「外国人等による政治献金について」
アメリカでは、外国人等の政治献金だけでなく、企業献金も原則禁止である。また、適法とされる企業 PAC の政治献金についても、その過程における外国人・外国親会社の介在や、法の抜け道に対する規制が厳格化されてきた。
イギリスでは、原則として献金主体を選挙人名簿登録者及び現に国内で事業を行う内国会社に限定する。選挙人名簿登録者には、外国人の英連邦市民や欧州連合市民が含まれる。
ドイツでは、国外政治資金の国内流入を規制しており、米英とは視点を異にする。
フランスでは、外国及び外国法人の政治献金さらに企業献金は禁止であるが、外国人個人は禁止対象外である。
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