株はがまん☂☃ が出来ないさんのブログ
ブログ
オオカバマダラ モナーク・バタフライ/王様蝶
偶然、NHKで、冒険をテーマに、夢枕とゆうきまおみとカンペイが出ていた。
その中で、この蝶 オオカバマダラ を見て、ピンときた。
オオカバマダラは、きれいな黒とオレンジのはねを持つマダラチョウの仲間で、
”Monarch Butterfly”(モナーク・バタフライ/王様蝶)と呼ばれています。アメリカのオオカバマダラはロッキー山脈を境に、それぞれ西部個体群と東部個体群に分けられ、秋になると西部個体群はカリフォルニア、東部個体群はメキシコに移動し、集団で越冬します。
もしカナダからメキシコの越冬地までオオカバマダラが飛んだとすると、少なくとも3800キロメートルは飛んでいることになります。さらに驚くことに、この越冬地がオオカバマダラの旅のゴールではありません。春になると、同じチョウが、今度は北に戻るのです。彼らは、いったい一生にどれくらいの距離を飛ぶのでしょうか?
”Monarch Butterfly”(モナーク・バタフライ/王様蝶)と呼ばれています。アメリカのオオカバマダラはロッキー山脈を境に、それぞれ西部個体群と東部個体群に分けられ、秋になると西部個体群はカリフォルニア、東部個体群はメキシコに移動し、集団で越冬します。
もしカナダからメキシコの越冬地までオオカバマダラが飛んだとすると、少なくとも3800キロメートルは飛んでいることになります。さらに驚くことに、この越冬地がオオカバマダラの旅のゴールではありません。春になると、同じチョウが、今度は北に戻るのです。彼らは、いったい一生にどれくらいの距離を飛ぶのでしょうか?
「渡り」については「カピストラーノの岩つばめ」のところでも書いたが、メキシコで一番有名な「渡り蝶」の生息圏が消えてなくなりそうだというVOAポッドニュースを聴いている。木材の違法伐採が原因だというのだ。
中部メキシコの太平洋岸にあるミチョアカン州の山林は、世界一長い距離を渡る何百万の「モナーク蝶」が越冬する避寒地で、メキシコ政府からはモナーク蝶生態保護区に指定されている。
1万年の昔から、カナダとアメリカ国境辺で生まれたオレンジと黒の2色羽根の小さな蝶たちは、11月になると、北アメリカを横切り約4800キロの長い距離を2ヶ月ほどをかけながら、かならずこの地を過たずに見つけて飛来する。翌年3月には、この地で生まれた新蝶が、北にむかって戻り飛翔を繰り返す。
モナーク蝶の不思議な生態については明確な説明がつかないままらしいが、毎年20万人以上の観光客を集めるというのだから「黒雲」のように群がって蝶が飛ぶところは間違いなく壮観なのだろう。
モナーク蝶、日本名で「オオカバマダラ」には面白い自己防衛のメカニズムがあるとウイキペディアに書かれている。幼虫はミルクウィードという多年草の葉を食べて育つのだが、この葉にはアルカロイド毒が含まれるため、他の昆虫や鳥などは嫌って餌にならないのだそうだ。同じマダラチョウ科の「アサギマダラ」もやはりにアルカロイドを体内に保留するメカニズムをもっているという。
生態保護区に対してメキシコ大統領による環境保全命令が出たのは8年前になるのだが、それで違法伐採が止んだわけではなく、2004年以降の極く短いあいだに、400ヘクタール以上の土地が丸裸にされているという。しかし、貧困層住民にとっては保護区にある木材の伐採が唯一の収入の道であり、政府としても摘発の力が鈍らざるをえない。住民の生活か自然の保護かというわけである。
過剰伐採による急激な雨林の消滅は世界各地で観察され、気候や生態系の変化を強いている現実が多く報告されている。経済のオプティマムな発展を促しながら、地球温暖化の防止と自然環境の保全を同時に実現させるのは簡単ではなかろうが、「エゴよりエコ」「サスティナビリティ」をタテマエでなく第一義とする全世界的政策が求められているのは間違いない。
「ガソリン税」の一部はモナーク保護にも使われるべきだ。
中部メキシコの太平洋岸にあるミチョアカン州の山林は、世界一長い距離を渡る何百万の「モナーク蝶」が越冬する避寒地で、メキシコ政府からはモナーク蝶生態保護区に指定されている。
1万年の昔から、カナダとアメリカ国境辺で生まれたオレンジと黒の2色羽根の小さな蝶たちは、11月になると、北アメリカを横切り約4800キロの長い距離を2ヶ月ほどをかけながら、かならずこの地を過たずに見つけて飛来する。翌年3月には、この地で生まれた新蝶が、北にむかって戻り飛翔を繰り返す。
モナーク蝶の不思議な生態については明確な説明がつかないままらしいが、毎年20万人以上の観光客を集めるというのだから「黒雲」のように群がって蝶が飛ぶところは間違いなく壮観なのだろう。
モナーク蝶、日本名で「オオカバマダラ」には面白い自己防衛のメカニズムがあるとウイキペディアに書かれている。幼虫はミルクウィードという多年草の葉を食べて育つのだが、この葉にはアルカロイド毒が含まれるため、他の昆虫や鳥などは嫌って餌にならないのだそうだ。同じマダラチョウ科の「アサギマダラ」もやはりにアルカロイドを体内に保留するメカニズムをもっているという。
生態保護区に対してメキシコ大統領による環境保全命令が出たのは8年前になるのだが、それで違法伐採が止んだわけではなく、2004年以降の極く短いあいだに、400ヘクタール以上の土地が丸裸にされているという。しかし、貧困層住民にとっては保護区にある木材の伐採が唯一の収入の道であり、政府としても摘発の力が鈍らざるをえない。住民の生活か自然の保護かというわけである。
過剰伐採による急激な雨林の消滅は世界各地で観察され、気候や生態系の変化を強いている現実が多く報告されている。経済のオプティマムな発展を促しながら、地球温暖化の防止と自然環境の保全を同時に実現させるのは簡単ではなかろうが、「エゴよりエコ」「サスティナビリティ」をタテマエでなく第一義とする全世界的政策が求められているのは間違いない。
「ガソリン税」の一部はモナーク保護にも使われるべきだ。
-
タグ:
こんばんは
私もNHKの番組みてました。
以前にも何かで取り上げられていました。
蝶も集まるとすごいことになるんだなと思った記憶と
広島の昆虫館を思い出しました。
体中に蝶が集まってくるのは私は耐えれましたが
主人は全然だめでした。
こんばんは。
この記事良く見つけましたね。
自分の絵の元の蝶です。
NHKでもこの特集をしました。