米国債の格下げは、大量保有する日本の金融機関の経営にも影響を及ぼしそうです。
中国に次いで世界2位の外貨準備を持つ政府は大半を米国債で運用しているようですが、売却などの対応は考えていないようです。
三菱UFJFG、みずほFG、三井住友FGの3メガバンクは6月末時点で計約7兆1千億円分の米国債を保有しており、最高額は、三菱UFJの約3兆7千億円だそうです。
格下げで下落すれば、多額の含み損が発生することから、格下げを織り込み、すでに保有額を減らしてきたようですが、安全性と流動性の両面で米国債に代わる投資対象は見当たらないとの声は多く、当面は状況を見守るようです。
さて、週明けはどう動くでしょうね。
心配されているような米長期金利の急上昇、一層の円高・ドル安となるんでしょうかね。