"大きすぎて潰せない"というリスクを回避するには

三菱UFJ、みずほ、三井住友、(他にもゆうちょ銀にりそな)と、
日本にはメガバンクがいくつかある。
(もちろん海外にもバンカメやシティなどなど、巨大銀行はある)
金融危機など問題が生じて、

それら巨大な金融機関が倒産や業務停止などに追い込まれた場合、
私たち多くの人が被害を受ける。

(そのため大きすぎて潰せない、というジレンマに陥る可能性が高い)

 

たとえば、決済業務の部門と自己勘定トレーディング部門は
すぐに切り離せるようにできないものだろうか。

(融資業務の部門がどう扱われるのかは難しいところではあるのだけれど…)

自己勘定トレーディング部門で瀕死の重症をおったとしても、
すぐに決済業務の部門を別会社化できれば私たちの被害も軽減される。

 

さらに「銀行倒産→融資ストップで取引企業も道連れ倒産」という事態を避けるため、
融資業務の部門もすぐに切り離して、円滑に他行と合併できれば良い。
しかし(切り分けの問題もあり)不良債権の引き取り手をどうするかなどで

ここは一筋縄ではいかなそうだ。
(でもこの部分が一番社会的影響も大きく、肝心なところなんだよね…
 この部門が原因の危機の場合はさらに厄介だ)

 

巨大化しすぎて、転んだときに大怪我をする、
さらに周りの人々も巻き添えを食らう…ということにならないような仕組み
(もしくは、被害を最小化する仕組み)を築きたいものです。

 

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