民主党、次の選挙は反原発選挙にするつもりでしょう。
自民その他野党は、原発の”漸次”撤廃と効率的火力発電の拡充を訴えるべきでしょうね。
非効率、大増税と電気料金大幅増、企業の海外追い出し、失業、賃金低迷を招くエコと、最も効率的な火力とどちらを取るべきか、、、でアピールすれば、民主の仕掛け(反原発)は返り討ちにされるでしょう。
曰く、、、、
・ 効率的火力拡充のほうがトータルでCO2削減になるし、しかも容易に出来る(例えば、太陽光発電の素材製造は化石エネルギーの消費、CO2放出を招くうえ、その寿命は短く適宜更新が必要。 太陽光発電素材を太陽光発電のエネルギーで作るのは、非効率に非効率を重ね塗りするだけ)。
・ 火力の資源、燃料(化石エネルギー)は、多様化しており(シェールガス、シェールオイル、海底油田)、それに伴い産出国も広がっている。 エネルギー安保上も問題ない。
・ また、原油価格が上がれば上がるほど、火力資源の多様化が進むので、資源調達はむしろ容易になる。 多様化により可能採掘量も産出国も増えるからである。
・ 例え、原油価格が上がっても、火力はエコよりはずっと低コストである。
・ エコ導入は法外に原油価格が上がってから考えれば良い。 しかし、その法外価格は、もの凄く高い。 これは、エコの非効率性や、エコ部材製造に化石エネルギーが使用されることから必然そうなる。 おそらく、原油価格で$300近いレベル。 原油価格上昇とともに火力資源の多様化が進むことを考えれば、そこまで上がる可能性は低い。
、、、、以上のようなことを訴えれば、非現実的な反原発エコ路線(民主)は現実的な漸次原発撤退・効率的火力推進路線(自民その他?)に敗北するでしょう。 大多数の日本国民は、エコ路線を盲信するほどカルトではない、と信じてます。
問題は、今の自民に、”漸次”原発撤収と言える知恵があるかどうか。 この路線は、国民の安全上でも、安保上でも、目先の景気と中長期景気のバランスにおいても、電力企業・電力業界の経営安定上でも、中長期的国益上でもベストな路線なのだが、それが分かるか否か。