堅実さんのブログ

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野鳥の雛を救う 6月27日(月)21時43分

滅多に無い事です。近くの公園で、野鳥の雛が昨日、16時頃、桜の巣から落下しました。丁度私は落下の様子を、目撃しました。

 

以前から、この巣は近所の人は注目しておりました。それは、鷹(たか)の仲間の猛禽(もうきん)類の鳥だったからです。成長は鳩くらいの大きさで、私はこういう、小さいのもいるのかと、始めて知りました。

 

しかも、街中の公園の木です。野鳥にとっては済む場所が、それだけ、厳しくなっているのかも知れません。

 

別の近くの公園では大鷹(オオタカ)が昨年営巣しましたが、今年は来ませんでした。大鷹(オオタカ)と言いますが、大きくは無く、大きさはカラスくらいです。これは、上毛新聞に載りました。

 

今日、車でガソリンを入れたついでに寄ってみましたら、老夫婦が携帯で林野庁とか、日本野鳥の会に連絡しておりました。尾長(おなが)がこの野鳥を狙っておりました。死んだら食べるつもりでしょう。自然はやはり厳しいです。老夫婦は、追いかけまわしていると言いました。

 

片方の親鳥は電柱の上から、見ているだけで、すでに子育てを、放棄したらしいです。別の親は上の巣で残りの2羽の雛を見ているらしいですが、いやに静かです。

 

結局,県庁の本庁舎に連絡し、行きがかり上、他におりませんでしたので、私が箱にいれた雛を本庁舎の16階まで運びました。

 

獣医の人が出て、図鑑を見ましたが、名前は分りませんでした。後は獣医の人が榛名山麓の「野鳥病院」に運ぶことになりました。

 

この「野鳥病院」にはかつて海鳥の「おおみずなぎ鳥」を運んだことがあります。「おおみずなぎ鳥」は普段、伊豆大島の辺りを住みかにしておりますが、利根川の上流に川面をつたわり「水上温泉」まで上る習性があると聞きました。

 

前橋でも、年々、木々が無くなり、自然が壊れていきます。真の豊かさとは、やはり、自然が豊かであることだと思っております。これは、心の豊かさを誘います。ここは、日本人全体が後世の人のために、考えるべき事ではないでしょうか。世界遺産もよいですが、ここでは、身近な自然を遺産として残せるかという問いを、つきつけられております。絶滅してからでは遅いのです。

 

 

 

 

 

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