ひさっちさんのブログ

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3月決算発表本格化だが、業績予想なし続出の公算

今週から3月決算発表が本格化しますが、東日本大震災の影響で今期の業績予想を出さない企業が続出の見込みだとか。

 

致し方のない部分ではありますが、業績警戒感から主力どころは上値が重い展開が続くような気がします。

 

業績云々は二の次な、中小型のテーマ株の循環物色が続くんでしょうかね。

LED、省電力関連、環境測定関連、風力等その他発電関連、産廃関連

 

 

 

 

 

 

業績予想なし 続出の公算 決算本格化

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2011042402000039.html

 


 東京証券取引所に上場する企業の二〇一一年三月期決算の発表が二十五日から本格化する。東日本大震災による業績への影響が焦点だが、損失の確定作業に時間がかかり発表日が未定の企業も多い。一二年三月期の業績予想を公表できないケースも相次ぐとみられ、投資家の判断にも影響を与えそうだ。



  (小杉敏之)



 震災による損失は、減産のほか被災した設備の復旧費用も大きい。大和証券キャピタル・マーケッツ金融証券研究所の高品佳正シニアアナリストは「震災関連の費用を特別損失として計上する会社も多くなる」と分析。「自動車は大規模な減産を余儀なくされており、利益が一割ぐらい下振れる可能性がある」と予測する。



 二十一日に決算を発表した鉄鋼大手のJFEホールディングスは生産拠点が被災し、災害による特別損失として二百八十三億円を計上。純利益は会社予想を下回った。



 一方、損失の確定は震災後の混乱で時間がかかっている。東証の集計によると、二十二日時点で発表日が決まっていない企業は、「未定」と「未連絡」を含め、東証に上場する一一年三月期決算企業の9・3%に当たる百六十社。昨年同時期の四倍に上っているという。



 さらに企業を悩ませているのが、一二年三月期の業績予想だ。現状では電力使用制限による生産水準、個人消費など景気への影響は読み切れていない。投資家最大の関心事である業績予想を出せない企業が続出する可能性が高い。



 一一年二月期決算の企業では、百貨店大手の松屋が「電力供給問題などで見通せず」と公表を見送ったほか、予想を開示できても震災の影響を織り込んでいない企業もあった。



 四月に入り、株式市場では連日、活況の目安とされる出来高で二十億株、売買代金で二兆円を大きく下回っている。「投資家が決算内容を見極めたいという様子見ムードが例年以上に広がっている」(市場関係者)ためだ。



 SMBC日興証券国際市場分析部の西尾浩一郎次長は「市場は先行きの不透明感を嫌う。業績予想が出ない場合は、投資家の買い控え要因となり、当面は上値の重い展開が続く」と話している。

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