環境省の試算によれば、風力発電量が国内の原発による発電量を上回るとのことで、今後風力発電を積極的に導入提案していくとNHKが報じています。
昨日の昼間に朝日新聞が報じていましたが、NHKの報道で週明けにも関連株は再度注目を集めるかもしれませんね。
主力どころが決算待ち状態で手が出し辛いですから、こういう話題で更に短期資金が集中しやすい土壌ではありますね。
風力発電はじめLEDなどの省電力関連は押し目があれば積極的に狙っていきたいと思う。
・風力発電関連株
三谷商事(8066)外海洋上風力発電事業
ニッコー(5343)小型風力発電の製造販売
イーター電機(6891)子会社の山陽電子工業 ハイブリッド発電システム
日本ミクロコーティング(5381)小型風力発電機向けの高効率キャパシタ・モジュール
明電舎(6508)独リパワー・システムズと提携し風力発電システムに関する国内販売代理権を取得
酉島製作所(6343)銚子・屏風ガ浦に国内最大の風力発電を納入
日本風力開発(2766)風力発電事業者 蓄電池併設型風力発電
電源開発(9513)風力発電事業者
豊田通商(8015)風力発電事業者
戸田建設(1860)洋上風力発電
日本ヒューム(5262)洋上風力発電
佐世保重工業(7007)洋上風力発電
松尾橋梁(5913)風力発電機の輸入販売
“発電量上回る”風力発電提案へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110423/k10015502021000.html
東北地方などで風力発電をさらに導入した場合に見込まれる発電量を環境省が試算したところ、最大に見積もって現在の国内での原子力による発電量を上回ることが分かりました。環境省は、東日本大震災からの復興に向けて風力発電をはじめとする自然エネルギーの導入を提案していく方針です。
環境省の試算は、自然エネルギーで発電された電力を電力会社が一定の価格で買い取る制度が導入されることを前提に行われました。その結果、風力発電は、風が吹くときだけ発電するため、稼働率は原子力や火力に比べて低いものの、最大に見積もって1億4000万キロワットの電力を生み出すことが可能で、国内全体の発電量のうち原子力で賄われる量を上回ることが分かりました。ただ、風が強い東北地方や北海道では採算性が高いものの、ほかの地域に送電する能力に限界があり、試算どおりに導入することは短期的には難しいとしています。一方、太陽光や水力、地熱といった自然エネルギーの試算では、コストや技術の面で現段階では風力発電ほどの電力量は見込めませんでした。環境省は、今回の試算を踏まえて技術開発などを推進し、東日本大震災からの復興にあたって風力発電をはじめとする自然エネルギーの導入を提案していく方針です。