ひさっちさんのブログ

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菅政権の政治主導演出へのこだわり、混乱を増幅と読売新聞

 東電に赴き、東電社員を恫喝した菅総理。

 

この期に及んで東電に全責任を押し付ける気なのか?

 

そんな折、菅政権の政治主導演出へのこだわりが混乱を増幅と読売新聞が報じる。

 

大手マスコミもいよいよ大本営発表だけを鵜呑みにし、報道する訳に行かなくなったのか?

 

福島第一原発では東電社員が逃げ出したって話もあるし、いよいよなのでしょうか。。。

 

そういえばある総指揮官は、本来持ち場を離れてはいけないのに、ヘリで現地に行ってしまい、安全宣言までしていたんですよね。

 

その結果がこれですか。。。

 

 

 

 

 

菅政権の政治主導演出へのこだわり、混乱を増幅

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110315-OYT1T00086.htm

 

 未曽有の大惨事となった東日本巨大地震をめぐり、菅政権の無策ぶりが次々と明らかになっている。

 放射能漏れや計画停電など、国民の安全に直結する問題では対策が遅れ、情報発信も不十分なため、国民の間には混乱と不安が広がる一方だ。

 菅首相が今なすべきことは、一刻も早く被災地復興に向けた全体計画を打ち出し、官民一体でこの国難を乗り越えるための強い指導力を発揮することだ、との指摘が政財界の各所から出ている。

 ◆どなる首相◆

 首相官邸の危機対応のほころびは、地震から一夜明けた12日午後、福島第一原子力発電所1号機で起きた水素爆発であらわになった。放射能漏れの可能性があり国民への一刻も早い周知が求められたにもかかわらず、菅首相は東京電力の技術者を官邸に呼びつけると、どなりちらしたという。

 「これから記者会見なのに、これじゃあ説明出来ないじゃないか!」

 テレビは、骨組みだけになった1号機の建屋から煙が勢いよく噴き出す生々しい光景を映し出していた。爆発が起きたことは明らかだった。だが、東電の説明に納得がいかない首相は、爆発直後の午後4時に設定していた記者会見の延期を宣言。自らの言葉での説明にこだわる首相への遠慮からか、午後5時45分から記者会見した枝野官房長官は「何らかの爆発的事象があった」と述べるだけで詳しい説明は避け、「首相ご自身が専門家の話を聞きながら(対応を)やっている」と語った。

 結局、首相が記者団の前に姿を現したのは、爆発から約5時間がたった午後8時半。「20キロ・メートル圏の皆さんに退避をお願いする」と述べたが、こうした指示はすでに首相官邸ホームページなどで公表済みだった。「首相が東電の技術者をことあるごとに官邸に呼びつけてどなるので、現場対応の邪魔になっている」。政府関係者は嘆いた。首相は避難所視察も希望したが、「迷惑をかける。時期尚早だ」と枝野長官が止めた。

 ◆政治ショー◆

 首都圏の計画停電への対応でも、首相をはじめ、政権の「政治主導」演出へのこだわりが混乱を拡大させた側面は否めない。

 計画停電の実施は当初、13日午後6時半から東電の清水正孝社長が発表する予定だったが延期された。「まず首相が国民に直接呼びかけたい」との首相周辺の意向が伝えられたからだ。

 13日夜、首相官邸の記者会見室では、首相が「国民に不便をかける苦渋の決断」と計画停電の実施を発表したのに続き、枝野長官、海江田経済産業相、蓮舫節電啓発相が次々と登壇し、国民に節電を訴えた。しかし、記者団から停電開始の時間を問われると、蓮舫氏は、陪席していた東京電力幹部に向かって「答えられます?」と回答を促した。

 こうした「政治ショー」が終わるのを待って東電が行った発表は結局、午後8時20分開始となり、スーパーや鉄道各社など多くの関係者は、対応に十分な時間がとれなくなった。

 ◆一夜で決行◆

 今回の大地震対応では、第1次石油危機時の1974年1月半ばから2月末まで実施した大口利用者の電力カット15%をはるかに上回る25%カットをめざしている。電力会社だけでなく、鉄道や病院関係など、官民の枠を超えた複雑な調整が必要だったにもかかわらず、政府内では精緻な議論もなく、停電は、決定からわずか一夜で決行された。

 こうした中、政府が本格的な復興計画作りに着手した形跡はない。

 政府は14日の持ち回り閣議で、被災地向け食料などの支援に2010年度予備費から302億円を支出することを決めた。だが、1995年の阪神大震災で組んだ補正予算は総額約3・2兆円。与党内では「今回は、どう見ても阪神大震災の2倍はかかる。10兆円でも足りるかどうか」(民主党幹部)との指摘が出ている。抜本的な復興戦略と財源対策が早急に必要になる。

 復興財源をめぐっては、民主党の岡田幹事長が14日、11年度予算案を成立させた後、減額補正で捻出することもあり得るとの考えを示した。政府・与党内には、自民党の谷垣総裁が示した増税論にも理解を示す声が出ている。

 

 

 

 

8件のコメントがあります
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    montontonさん
    2011/3/15 10:13
    未曾有の大災害を政権浮揚のためのパフォーマンスに悪用しようとしている菅政権の姿勢は糾弾されるべきだろう。
    政権の怠慢により被害が拡大しつつあることは間違いないだろう。

    国民の生命財産を守ることが最優先課題であるはずなのに、
    民主党政権は何かをやっているフリをして人気を獲得したいという姿勢が丸見えだ。

    原発事故についても危機の最中には菅や枝野は何の記者会見もせずに、
    一応危機が過ぎ去った後にいかにも自分達が何か解決したかのような言い方で記者会見をするのには腹が立つ。

    節電担当のレンホーなど混乱を拡大させているだけで問題外だ。
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    ひさっちさん
    2011/3/15 11:05
    montontonさん こんにちわ

    今更ながら、日本政府は原発問題でアメリカ政府に支援要請らしいです。
    地震直後真っ先にアメリカ側から支援要請があったのに、断ったのも日本政府でした。

    この政権は一体何を考えているんでしょう。

    裏を返せば危機感が足らず、現状認識がかなり甘かったという事でしょうね。
    だから打つ手が後手後手に回っていた感が否めないでしょうね。

    総理が現場に入り、冷却材注入を断り。。。。。
    タイムマシンがあるならば、あそこまで戻ってパフォーマンスを止めさせたいものだと今更ながらに思います。
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    美味しいうどんさん
    2011/3/15 11:30
    こんにちは ひさっちさん

    >菅政権の政治主導演出へのこだわり、混乱を増幅

    まさにこの文章にすべてが集約されていますね。
    とんでもない首相を戴いたものです。
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    ひさっちさん
    2011/3/15 12:06
    うどんさん こんにちわ

    >まさにこの文章にすべてが集約されていますね。
    とんでもない首相を戴いたものです。

    読売までもがこんな記事を書くようになるとはねえ
    もうマスゴミにも見捨てられかけているってことなんでしょう。

    毎日と朝日は相変わらずの平常運転してますけどね
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    フォーナインさん
    2011/3/15 12:09
    こんにちは。

    見方が変わりました。あれだけ無能な指揮官を支える側近は本当に大変だと思います。

    質疑に対して冷静に受け答えができ、会見場で動揺が起きないよう場の雰囲気をコントロールできた枝野官房長官に対しては本当に凄いなと感じました。今までは嫌いでしたが本当に見直しました。ここまではスポークスマンとしての仕事ぶりは完璧なのではないかと思います。

    ひとまず、完は体調不良で緊急入院したことにして枝野氏が指揮を執った方が良い結果が生まれそうです。

    それにしても、原稿を見て喋るだけで記者からの質問にすら答えられない男が現場に行って何をするつもりだったのでしょうね。
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    ひさっちさん
    2011/3/15 12:44
    フォーナインさん こんにちわ

    >見方が変わりました。あれだけ無能な指揮官を支える側近は本当に大変だと思います。

    自分の見栄が優先してますからね。
    指揮官としての役割が全く分かっていないんですから話になりません。


    >それにしても、原稿を見て喋るだけで記者からの質問にすら答えられない男が現場に行って何をするつもりだったのでしょうね。

    俺もそう思います。
    急を要するときに自分が大勢を引き連れて現場に行ったら、現場をますます混乱させる事も足手纏いになる事も分からないんでしょうかね?
    まあ、一応総理ですから、面と向かって足手纏いなんだよっていう人間は日本人にはいませんからね
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    ヨロさん
    2011/3/15 19:47
    レポート担当 : ケンミレ株式情報 森田 謙一
    http://www.miller.co.jp/report/point/2011/20110315.html
    「出来るだけ早く」
    「しっかりと、きちんと」
    「最大限の努力」
    「支持率1%でも辞めないといいながら、国民のためにと平気でいう」
    具体的な質問に対しても総論で答え、国民が本当に知りたいことは何もいわないという
    枝野官房長官の記者会見は見ても仕方がないと最近は思っています。

    マスコミも「福島原発」問題について、政府と同じ表面的な解説しかしていません。
    官房長官の記者会見で記者の質問は「国民が本当に知りたいこと」ではなく、
    もっと表面的なことに終始し、官房長官の答えが質問と違っても何も反論していません
    。国民は聞けないのですから、記者はもっと責任を持って国民の代弁者にならなければ
    ならないのではないかと


    http://www.miller.co.jp/report/point/2011/20110315_2.html
    東日本大震災を自分の人気回復に利用しようとしている菅内閣の発言は
    信用しないほうがよいと思います。
    読売新聞によりますと、
    計画停電は、当初東電が朝に発表する予定だったのですが、
    総理が自分で発表し、官房長官と蓮舫議員が発表してから東電が発表するという要望をしたため、
    計画停電の発表が夜8時になり、病院や鉄道との打ち合わせの時間が無くなったということです。
    つまり、国民の人気取りを優先したことで、停電の混乱が加速してしまったとも言えます。
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    ひさっちさん
    2011/3/16 01:19
    ヨロさん こんばんわ

    >国民は聞けないのですから、記者はもっと責任を持って国民の代弁者にならなければならないのではないかと

    私もそう思います
    大本営発表は大事なことですが、情報化時代の今は速やかに事実を客観的に伝える必要があるのに、恣意的に都合の悪い部分は出来るだけ隠蔽しようとする意図が強いのがミエミエで、全面的に信じろという方が無理がある状態ですからね。


    >つまり、国民の人気取りを優先したことで、停電の混乱が加速してしまったとも言えます。

    単なるパフォーマンス色全開と、自己陶酔が強いだけにしか映りません。
    身を投げ出しても国民や国家を守るって意識があるようには決して見えませんしね。
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