フレンズの方の日記でも私の日記でもCHFと言っており、『ここ最近でみん株で最もCHFと言ってるのは私ではないだろうか?』と思うくらいなのですが、どうしてそんなにCHFが重要なのかについて書こうと思います。
私は過去、利益幅で0.1pp~1200ppの利益の取引が有ったのですが、平均的にはスキャル以上スウィング未満という感じの5pp~50ppトレードが多く、『回数で勝負!』という形が多いです。なので相場観よりも目の前の動きが全て!となりそうなのですが、目の前の取引においてトレード対象となる通貨ペアが『騰がるか下がるか?』というのは、全体的に騰がる日なら騰がる確立が高いですし、そうでなければ下がる確率が高いのでおおざっぱなレベルで勝率を引き上げるのに全体コンディションは極めて重要なのでスキャルパーな人にとっても重要なことだと思っています。
そんな中、トレードに入る前の『構想』『準備』パートである、『その日の相場状況はどう?』という事の確認は非常に重要なのですが、私はそ
こにUSD/CHFの状況というのを加えて判断するようにしています。
FXの基本と言えるのは世界一流通量が多いUSDと2番目に流通量が多い EUR/USD だと思います。
そして、その次がユーロが生まれる前に言われていた世界の3強通過といえる『円ドルマルク』といわれていた上位2通貨である USD/JPY でしょう。
しかし、ここのところ景気良く上昇している EUR/USD ではありますが、欧州ソブリンリスクの問題は以前と解決しておらず、米国も経済状況はゆっくりと回復しているとはいえ、どうもまだまだ信用できない状況だと思います。
一方、 USD/JPY になると・・・もう毎日の様に迷言を残し、日本の歴史上最も駄目な内閣となっている(私は本気で財務大臣に関しては野田さんには辞めていただき、みん株の中から適当な人にやってもらったほうがこの国にとって幸せなのではないかと思っております)となるとこの通貨ペアも全体のコンディションを見るのには向かない・・・。
つまり、超重要2通貨ペアを構成する通貨すべてが不安を抱えた状況なんです。
そこで、相場のコンディションを測るのに使えるもっと地に足がついた信用の出来る国という事でスイスフランをピックアップしました。
なにしろ『金よりも硬い』といわれる信用通貨で経済状況も堅調、1月の失業率は3.8%と超優秀!
このCHFと最大流通量を誇るUSD で構成する USD/CHF を見ると相場の雰囲気が『リスクオン』なのか『リスクオフ』なのかが見えやすくなると思
います。この通貨ペアは特に取引しないでも眺めるだめでも十分だと思います。( USD/CHFが見れない人はこちらから見ることが出来ます http://www.saxobank.co.jp/chart.html )
先週の金曜にリスクオンになる事と思っていたのですが、これは先週500pipsも下落したUSD/CHFが反転した事が最大手がかりとなっていたりします
。今日はNY時間になってからUSD/CHFがプラスに転じ、欧州、米国の株式市場も堅調なことを思うと明日のNKは騰がり、USD/JPYも82.30位までは上昇するのではないかと思っています。
そしてなんと・・・びっくりしたのですが、あの陳満咲杜さんがコラムでマーケットのコンディションを見るのにスイスフラン関連ペアを参考にして
いると先週金曜日にコラムで話していました・・・。こちらも是非ご覧ください。
参考、世界の失業率