ウォッカさんのブログ
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リビア情勢と日経平均株価
本日の日経平均は192円下落し10664円。
192円の下落は今年最大の下げ幅。
原油は急騰しています。
今日下げたのはリビア情勢でしょうか?
では、リビア情勢は株価にどのくらいの影響を与えるでしょうか?
リビアは産油国なので、アルジェリアやエジプトより株価に与える影響は大きい。
それでも、私はそんなに深刻な影響はないと思っています。
アルジェリアやエジプトとの違いは
1)OPEC産油国であること。
2)カダフィー大佐が権力にしがみついて、国民を制圧している。
1)については、石油は他のOPEC諸国からでも買えるし、リビア内戦で不足分は他国で増産は可能
2)については、一国の内戦 リビア国民はかわいそうだが、世界経済には影響は与えないと思う。
明日あたりカダフィー国外脱出のニュースがあれば、日経平均は大幅に上げるんでしょうね。
むしろ、これが飛び火して中国あたりで、もめだすと、やっかいな問題になりそう。
北朝鮮あたりに飛び火してくれればよいのだが、無理でしょうね。
ここらへんで、調整してくれた方が株価にとってはいいことかもしれません。
ここで書いたことは、私の想像で書いている部分が多いです。
投資には役にたちません。正確な情報は、カダフィーさんに聞いてください。
逆に政府軍が大反撃に出たり、油田で爆発さわぎが起きれば、原油供給不安より株価は大きく下げます。
どこが底かはカダフィ大佐に聞かないとわかりません。(本人に聞いてもだめかな?)
つまり、今回は事件なので先が読めない。
いやなのは、リビア問題があまり長期化すると、別の問題が出てくるかもしれません。
確かに、原油の需要には2%しか影響しないでしょうね。欧州のどこかの国では輸入の4分の1だそうなので、その国ではちょっと大きいかも知れませんね。
>安く仕込むチャンスが到来しそうです。
そうですね。物色してみたいと思います。
>価格が上がれば、調整していた産出国は、増産できるわけですね。
原油価格が急激に上昇すれば、景気回復の足を引っ張るので、先進国から増産圧力がかかります。(増産すれば価格は下がる。 )
産油国は安く売りたくないので、ああだここだと抵抗します(増産はしたくない)が、最終的に自分たちの首を絞めることにもなるので、増産は応じます。
(石油精製製品の値上がりにつながり、結局は自分たちも高いものを買わされる。)
リビア産原油は世界需要の2%らしいです。 しかもほとんどが欧州向けです。
したがって、問題がシリアだけなら、それほど世界に与える影響はないと思います。
日本はシリアから原油は買っていない。
問題は、カダフィが抵抗しているからです。抵抗しなければ、ここまで原油価格の
高騰はしないはずです。
抵抗しているから、原油輸出が滞ってしまっている。
とは言っても、株価が調整するいい理由ができました。
安く仕込むチャンスが到来しそうです。
価格が上がれば、調整していた産出国は、増産できるわけですね。
とすると、輸入国は、エネルギーが手に入ることで、経済が活性化することになりますかね。
早く、そうなってほしいものです。
>リビア一国の経済波及が問題ではなく、投機筋による穀物先物に次ぐねらい物としての原油取引での思惑買いです。
原油価格は秋ごろから上昇していますが、理由は
①景気回復により、さきざき、原油需要が増えるということで思惑で上昇していました。
(ダウの上昇時期と原油の上昇時期が同じことによる)
②原油価格の季節性。北半球が冬になると実需で価格は上昇します。
それ以上のペースで今週上昇している理由
リビア情勢の悪化と同時に原油価格が大きく上昇していることから、
OPEC加盟国であるリビアの政情不安に起因しています。
>原油価格の高騰が、一時的にせよ工業生産国の経費圧迫になり業績不調につながるのではないか、ということではないでしょうか。
私もそう思います。
>今度は、少なくとも原油価格の高騰は避けられないので、悪影響として重く見る必要があります。
カダフィが暗殺されたり、亡命すれば、原油価格は下落します。
リビアが安定供給できなくなれば、他の産油国が増産すると思います。
いつもならOPEC諸国は価格を高値で維持するため増産したがらないですが、
今回リビアに問題が発生し安定供給できなくなったら増産すると思います。
理由は自国にも飛び火するのを恐れているから。
>リビア情勢は、混沌としてますね。
アルカイダ以前は、彼の組織がテロ集団でしから・・。
フセイン崩壊後、態度を変えて欧米から石油の開発支援をとりつけました。
でも、根っこの部分は変わっていません。
いろいろご存知で。 昔は西側の敵という印象が強かったですが。。。
>今回のデモ拡大は、単なる独裁政治に対する反発よりも、雇用を含めた生活の困窮が背景にあるのかもしれません。
そうですね。食料品の値上がりで、貧困者には不満がたまっているようです。
若者の失業というのも共通点らしいです。
>ネットでの、プロの予想レンジも大きくハズレです。
それでなくても、当たらないのだから、こんな不測な事態のときだけでも、気合いを
入れてほしい。
原油の値段が上がると、株価がどうなるとか。雇用統計の結果 株価がどうなるとか
金利を下げるとどうなるかとか 教科書に書いてあるようなことは予想できるかもしれま せんが、 さすがにリビア情勢は分析できるプロはアナリストにはいないでしょうね。
なので、適当な予想になると思います。(ちょっと極端な書き方かもしれませんが)
まあ、最終的には、それなりの専門家から情報収集して、それなりの予想はすると
思いますが。。
>リビアという国がこの世から消滅したとしても、世界の金融経済に対する影響は限定的なものでしょう。
過剰反応しているような気がします。先進国の株価は大分上げているので、
よい調整理由になるのではないでしょうか。
私は楽観視してますけど。
>とは言え、ダウはやはり下げてますね(ToT)
ちょっと様子見ですね。
今晩はどうなるでしょう。
リビア一国の経済波及が問題ではなく、投機筋による穀物先物に次ぐねらい物としての原油取引での思惑買いです。
原油価格の高騰が、一時的にせよ工業生産国の経費圧迫になり業績不調につながるのではないか、ということではないでしょうか。
エジプトでは、一国の問題であったので、市場の反応は限定的でしたが、今度は、少なくとも原油価格の高騰は避けられないので、悪影響として重く見る必要があります。
ただ、内戦状態になって、別の要素が絡んでくるか、カダ大統領が国外逃亡になるか、比較的早く決着がつくのではという、期待というか楽観的な見方もあって、株価の暴落までには至らないとは、思います。
ウォッカさん。^^
リビア情勢は、混沌としてますね。
アルカイダ以前は、彼の組織がテロ集団でしから・・。
フセイン崩壊後、態度を変えて欧米から石油の開発支援をとりつけました。
でも、根っこの部分は変わっていません。
ネットの規制と海外メディアの拒否を貫いています。
石油の潤沢な資金は、一族で管理しています。
今回のデモ拡大は、単なる独裁政治に対する反発よりも、雇用を含めた生活の困窮が背景にあるのかもしれません。
NKは、昨日にNYダウの下落を織り込んだと思うのですが、それも200ドルまででしょうね。それ以上だと、まだ調整局面が続きそうな気がします。
ネットでの、プロの予想レンジも大きくハズレです。
それでなくても、当たらないのだから、こんな不測な事態のときだけでも、気合いを入れてほしい。
昨日の、寄り外資9社の560億の買い越し予想も、大外れでした。
3:00現在のNYダウ162ドル下落は、本日の調整を暗示しています。。
リビアという国がこの世から消滅したとしても、世界の金融経済に対する影響は限定的なものでしょう。
やはり先進国や投資マネーが流入している国で起こる金融不安の方がずっと影響はデカいと思います。
とは言え、ダウはやはり下げてますね(ToT)