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長期投資と逆張りのリスク。これから使える投資法は?

マネージンの連載に面白い記事がありましたので紹介したいと思います。

「多くの投資家の常識に潜むワナ「長期投資と逆張りのリスク」を考える」とうテーマで、

これまで常識であった「株式の長期リターンがプラス」という考えが崩壊していており、これからはどういった投資が有効なのかを述べています。

(参照元)http://moneyzine.jp/article/detail/190563

一般に、「株式の長期リターンはプラスである」と考えられていたため日本株が大きく下がるたびに、「今が買い時」と言う声が多くなったような印象があります。しかしながら、失われた20年と言われるように約10年周期の3度のバブルを経験しても長期下落トレンドから脱却できなかったことを見るとこの考えは大きなリスクを伴っていると考えられます。



つまり長期的に株価が上昇しない可能性が高いため、これまでは有効とされていた、長期投資も逆張りもドルコスト平均法も有効な投資戦略となりえないことになってしまっています。



では、これからはどのような投資が有効かと言いますと、大きく3つあると考えられます。



一つ目は「市場の歪みにだけ投資する」方法です。日本株の季節的な価格変動の傾向やコーポレートアクションに関連するような値動きからの短期的な収益だけを狙う手法は市場全体の長期トレンドにかかわらず有効と考えられるからです。



二つ目は「下落トレンドが継続すると考えて、日経平均プット、TOPIXプットや日経平均ニアピンを利用した短期売買」方法です。これも市場全体の長期トレンドにかかわらず有効と考えられます。



三つ目は少し長期的な投資法となりますが、「周期的なうねりにだけ投資する」方法です。

1年程度続く上昇トレンドの際にのみ参入するという方法です。1992年、1995年、1998年、2003年がその相場に当たります。



さて、ここからは僕の考えですが、この3つの投資法はすべてシステムトレードに応用可能だと考えています。それも複数組み合わせることも可能です。たとえば長期上昇トレンドを判定する指標と短期的な下落を判定する指標を組み合わせることで、上昇トレンドのみを捉え、さらにその中でも短期的な歪みに対してのみ仕掛けることが可能となります。



これからも半永久的に通用するルールを見つけ出すためには、こういった相場の展望を抑えておくことも大切かと思います。


■参照元
 http://www.systr-lab.com/blog_255.html
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