坂本彰さんのブログ
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大化け株になる2つのパターンとは?
投資を10年も続けていると、株価が何倍にもなる
銘柄にはいくつかの共通項があると感じます。
主に2つのパターンがありますが箇条書きに
していくと
・業績回復株
・中小型株から大型株へ
という成長パターンに大別できます。
一つ目の業績回復株ですが、こちらは赤字から黒字へ
業績が回復する、もしくは不景気から好景気に戻り
株価も元に戻るという形です。
銀行や自動車などの市況関連株にこのパターンが
多く、例えばコマツ 6301
2007年までは業績好調で、株価は4,000円台をつけていた
時もありました。
しかしサブプライムローン当りから株価は下がり始め
リーマンショック時には株価が700円台まで下がりました。
業績も2008年度の純利益が2,087億円だったのが
2010年には335億円まで下がったので株価も下がります。
しかし、ここから大きく株価は反発し、現在の株価は
2,400円台まで戻ってきています。
2011年の利益予想も前年比3倍以上の1,200億円ですので
この流れを読むことができれば、投資額の数倍のリターンも
狙うことができます。
もう一つのパターンは、企業規模が成長していくと同時に
中小型株から大型株へと大きくなり株価も伸びていくという
ケースです。
いわゆる成長株投資になりますが、この投資スタイルで
数倍のリターンを得ようと思ったら東証1部になる前の
2部や新興銘柄を狙う必要があります。
新興銘柄は値動きが大きいので、私は比較的堅実な銘柄の
多いJASDAQ銘柄をお薦めします。
例えばアークランドサービス 3085
カツ丼屋チェーンですが順調に出店数を増やしており、
売上、利益とも右肩上がりの会社です。
利益は2007年度で3億9900万円、2010年度予想で6億9000万円と
2倍弱ですが、割安なこともあり株価は6万円台から21万円台
まで伸びてきています。
それでもPERは8倍台(コマツは19倍台)ですから、この
まま伸びていけば、さらなる株価上昇も待っているはずです。
さらに今後、東証2部、東証1部へとステップアップすれば
機関投資家の買いも集まってくるため、さらに大きなリターンも
望めます。
と、ここまでおいしい話ばかりしてきましたが、大化け株を
掴むのはそんなに簡単なことではありません。
まず、業績回復株で問題なのは、株価の底がいつなのか
景気の反転時はどこか、がわからないことです。
結果論ではいくらでも話せますが、それを見極められる
のはとても難しいのです。
景気のサイクルは10年スパンで見ていく必要がありますので
すぐに結果が出せるやり方ではありません。
そこで私が実際にやっているのは2つ目の中小型の成長株に
長期投資する投資スタイルです。
こちらも株価の一番安い底で買うことは出来ませんが、
成長の早めの段階で気付き、成長が続く限り保有を継続
することでリターンは大きくなります。
ですが、保有してる限り企業の業績チェックは必須です。
成長ストーリーが崩れた時点で、株価も大きく落ちるため
リスクは高めであることもお忘れなく。
⇒ http://saig.livedoor.biz/archives/1983416.html
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関連銘柄:
コマツ(6301) ALサービス(3085)
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