あおぞら郵船さんのブログ
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12月19日 厳冬相場
【取引銘柄】
(買)第一三共 100株 3,380円
【ポートフォリオ】
・アステラス製薬 100株 4,760→4,810円 +3,000円
・第一三共 300株 3,450→3,350円 -32,000円
戦略 (アス)目標5,100~5,200円、(第一)目標3,500~3,600円
買い玉 152万円 余力 13万円
総資産 471,000円(含み益-29,000円)
寒い日が続いていますが、相場の方も冷え込んでいますね。
ダウ平均は1万3200ドル台で一進一退。日経平均は大幅下落し、ついに1万5000円割れ目前になっています。
今夜、ダウ平均が下落したら、1万5000円割れ必至な情勢でしょう。
ドル円相場も再び下落し、一時、1ドル112円台に突入しています。
原油価格は相変わらず高止まりで、1バレル90ドル程度。また、小麦相場も急伸し、7月の時点の1.5倍程度まで高騰しています。
さて、私の方も久しぶりの大含み損が発生しています。
完全に見込みが外れましたね。
「相場に逆らってはならない」「楽観的になってはいけない」この2つを外れてしまったのでしょう。
下落の理由は、例の「薬価引き下げ」のニュースでしょう。
08年度予算編成の時期に合わせて発表されることは以前から分かっており、私にとってはすでに織り込み済みだと思っていたのですが、市場参加者にとってはそうではなかったようです。また、絶好の売り込み所として認識されてしまった面もあるのでしょう。
悔しいですが、ニュースフローの影響力を見誤りました。
ただ、悲観してはいません。
まず、第一三共は「プラスグレルを年内承認申請」という一大材料を有しています。
プラスグレルは第一三共の中期的な躍進の原動力ですから、これの承認申請は最大級の好材料です。
◇ロイターの記事
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK004667120071206
また、改めてプラスグレルについて書きますと、11月4日に発表されたフェーズ3臨床試験の結果、同じ抗血小板薬として競合するサノフィ社の「クロピドグレル(プラビックス)」に対して優位性が確認されています。
◇報道発表
http://www.daiichisankyo.co.jp/4less/cgi-bin/cs4view_obj.php/b_newsrelease_n1/473/071104vi-j.pdf
サノフィ・アベンティスの主力のクロピドグレル(プラビックス)は、年間6200億円を売り上げ、世界3位の売り上げを誇る超大型ブロックバスターです。
その超大型薬に対して優位性があるということですから、仮にその3分の2の売り上げとなったとしても、年間4000億円になります。
◇ユート・ブレーン社の医薬品ランキング
http://www.utobrain.co.jp/news-release/2007/070700/
他方、アステラスについては、例の「YM311のフェーズ2臨床試験での死亡事故の件で、FDAへの報告書の年内提出」が待っています。
報告書の提出と同時に報道発表がされるかどうかは分かりませんが、もし、前向きな内容であれば、大きな好材料でしょう。
YM311は数百億円をかけてフィブロジェン社から導入した新薬候補で、ピーク時1000億円規模と見込まれています。
また、テルモは人工血液(NRC)の臨床試験を年内開始の予定になっています。
ただ、予定通りに行くかは不透明ですね。
今年も、あと6営業日です。大納会は28日。
どれだけのニュースが出されるか、楽しみですね。
「寒いね~」
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