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このままだとお正月には気温が50度くらいになっちゃったり

GDPが中国に抜かれたとか、日本の順位が下がっている、というヘッドラインが経済ニュースでみられるけど。自分個人としては、GDPや一人当たりGDPを外国と比べるのはあんまり意味ない気がする。ものさしが違うからだ。それぞれの国で会計制度や税制が異なるし、それぞれの国で大切なもの、人生における優先順位なんかも違っているからだ。だからこの数字に一喜一憂する必要はないと思っている。あと、昭和40年代50年代の日本経済と比べるのもあんまり意味ない。だって昭和40代に持っていなかったものを、今は持っているのが普通だ。消費活動がある程度行き渡れば頭打ちになるのは当然のことだ。ましてや日本の人口は減少している。この減少は今後50年は続く。だから「GDPを増やす」「成長率を上げる」というのは、戦略目標としては多分正しくない。国家の戦略目標としても正しくないし、経済界の目標としても正しくない。じゃあ、GDPの正しい設定方法とはなにか?GDPを環境指標として設定するのはいいのではないかと思う。経済環境であり前提条件として、「2015年までの日本のGDPをマイナス1.5〜2%と仮定」していろいろな政策を立てる、っていうのはイイと思う。だから「GDP成長率は2%」っていうのは、それを前提に政策を組み立てるっていうことになる。これじゃあ、全然うまく行くはずがない。9月になって、「今年の1月気温が0度だった、8月15日まで、ずっと気温が高くなっている。今現在8月28日で気温は25度と下がっているが、これからまだまだ気温があがるはず、40度くらいにはなるはずです。ですから、ジャンジャンかき氷を作っていきます。」なんていうことを言ってる海の家の主人はいません。
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