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ワクワク尖閣諸島
尖閣諸島のびでを映像が流出してワクワクしてます。なんというか、政府とか国家とかそういうシステムが情報化社会のスペードに完璧についていけない事例が、この先バンバン出てくる予感がしまくりですね。20世紀に入ってマスメディアの時代でしたが、21世紀はマスメディアの時代じゃないよなって感じですよ。こういう風に情報が伝播する中で大切なのは、自分以外の人間はその情報からどのようなことを考えるのか、「観念」の違う世界の人達とどうコミュニケーションしていくのか、そういう能力のあるなしなんかもしれません。例えば今回の流出映像は外交カードになるのか?というとなるかならないかは時と場合と相手によるってことだと思います。前原さんが「公開をしない」という選択をしたのは、中国の人があのビデオを見てこう考えるのでは?と考えたのかもしれません。自国(中国)の領海で漁をしていたところ、日本の軍艦がやってきて「ここは日本の領海だから、直ちに漁をやめてこの水域から出ていってください」なんて言うもんだから、「むかついたので体当したやった」そしたら逮捕しやがったんだんだよ、納得できないですよ。軍艦三隻に囲まれたのに、中国人としてあっぱれじゃないのよ!中国万歳うーむ、どうせビデオを公開しても、相手はこんな感じなんだろうか、それだったら、公開しないでいろいろと交渉していったほうがいいかもしんない、と前原さんは考えたわけですよ(たぶん)土俵としては、やっぱり日本国内にあっちの人間が来たほうがいいから、今度のAPECの時に、密室会談で呼びつけてゴニョゴニョ…、と考えていたところ、YouTubeに映像が流出しちゃって、まいったなーってとこかもしれません。まぁどういう意図があったのか本当のところはわかりませんけど、日本だけじゃなくて、アメリカにしても、イギリスにしても、フランスにしても20世紀型の議会制民主主義という意思決定システムというか国家経営システムあるいは政府というコミュニティー単位でのマネジメントがイノベーションについていけなくなってるのだろうなと思いますよ。125年前に伊藤内閣が成立したころとは、あまりにも状況が変わっています。電話も電気もない時代から、ITで地球の裏側の人とリアルタイムに連絡を取り合える時代へ未だにモールス信号しかなかった時代と同じようなマネジメントしかできない会社は生き残れません。NHKテレビの放送開始から57年自動車電話サービスがはじまって携帯電話が普及した現在まで31年インターネット元年と言われるウインドウズ95の登場から今年まで15年なんとなーくこの3年から遅くとも5年ぐらいあとには、もう全然世の中(日本も世界も)ものすごく変わっちゃってるんだろうなと思います。どうする?自民党とか民主党とか政府がどうのとか国家福祉がどうのとか言ってる暇なんてないですよ。ものすごい火事で家がほとんど焼けているときにその消化器を使えば火をけせるか?なんて議論してる場合ではない。
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