カいさんのブログ

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太刀にかわる身ということ



あるいは身にかわる太刀ということ。
五輪の書に書かれている身体使いである。
とはいえ、剣術に限った話ではない。
道具と自分の相対的位置関係が入れ替わることで、全体の力学的モーメントを小さくすることができる。
これが出来ないと、スピード・パワー*1・正確性のすべての領域で劣ることとなる。
「道具を使う」感覚から「道具と一体となる」感覚への変化と言って良い。
さて、ここから本題。
この身体操作はサッカーのボール操作においても同様である。
が。
世の中では、足を出してボールを操作する練習がほとんど*2である。
足を出してしまうと、ボールにかわる身にはなりえない。
しかも足を出すと圧倒的にテクニックが必要になる。
それでもそういう身体操作が主流ということは何らかの優位性があるのではないかと思う。
ちょっとやってみると、まるでボール操作が効かない。
これはもっと練習すべき!
と、本稿書き始めのときは、思っていたのだが、書いてたら気が変わった。
「太刀にかわる身」の操作を追求するのがあくまで本筋だろう。
「太刀にかわる身」でアウトサイドキックとかどうやるのか分からんけども。


*1:スピードとパワーは同じものの別の側面とも言える
*2:と思われる。
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