はるるっぴさんのブログ
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相場の復習
ひとりごと日記です。
先日、大手証券会社の見学に行ったとき
顔なじみの受付の女性社員が言っていた。
「誰の言っていることを信じていいのかわかりません~」
わたしが
「社内では、信用できる専門家はいないのですか?」と質問すると
・・・
(・_・;)
さて、
投資は、学校の勉強と同じで復習と予習が必要です。
市場専門家は、なにもかも終わったことを
後講釈しているだけの人が多い。
「表向き」の有名な専門家は、
サブプライムローン問題も予想できない。
リーマンショックも予想できない。
ギリシャ問題も予想できない。
いったい何を予想されているのでしょうか…
(投資は、未来を予想することでもある。)
今回も市場専門家の多くが、為替を間違っていた。
それも普通の間違いではない。
大間違いをする。
日本は、輸出主導の国なのに
為替を大間違いしたらダメでしょう…
今回の金融危機の入口を間違っているので
出口もわからない。(~_~;)
だから「出口戦略」などと
ありえない話をしていたのだろう。
昨年3月以降、NYダウ、DAX、CAC、FTSEなど
先進国の株価も上昇してきて
今年4月にピークーアウトしている。
日本株は、比較するとあまり上昇していなかった。
デリバティブによって先物・オプションの期間限定で
株価を上昇させてきた面もある。
長期の投資資金がほとんど入っていないので
逃げ足の速い、短期の投機資金が中心となっているようだ。
この辺の動きが非常に恐い。
(・・;)
NYダウもSECがGS(ゴールマン・サックス)を訴追すると言った時から
調整色がでている。
これによって4月中旬より
ボラティリティが大きくなっている。
この間の1日に瞬間、NYダウ1,000ドル下げも起きた。
いろいろな原因があったようですが
基本的には、デリバティブの巻き戻しで
この日から市場の空気が変わっていく。
日本の金融機関などが使っている
VaR(Value at Risk)は、金融商品のリスクが一定水準を超えると
売却を余儀なくされる。
長期投資家、機関投資家も売りにまわる状況になりやすい。
プットオプションのポジション整理もおこなわれていたようだ。
それまで、日本株上昇と裁定買い残上昇と連動していたが
積み上がった裁定買い残の整理も起きている。
(これと関連する日経新聞の記事があった。)
今、ボラティリティが大きいので
ファンダメンタルズより需給で株価が動きやすい。
短期的には、株価が間違って上昇することもあります。
専門家が弱気論を競っているとき
みんなが「ぞ~っと」しているとき
株価が上昇することがある。
しかし、いずれファンダメンタルズにくる。
長期投資家は、ファンダメンタルズを
正しく把握する必要があると思う。
あまり過去を語ってはいけないが
それとは違い、歴史を勉強することは、大切です。
最近起きた出来事を復習することも大切でしょう。
投資に興味のある方は、勉強されるとよいかもしれません。
正しいことを言っているのは、少数意見の中にある。
おしまいです。
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