8日後場の日経平均株価は前日比256円09銭高の9535円74銭と大幅反発。終値ベースとしては6月29日以来、約1週間ぶりに9500円台を回復した。円がやや弱含みで推移したため、前場の高値を上回る場面がみられたが、積極性は乏しく、高値圏でもみ合いとなった。引けにかけて利益確定売りに上値を抑えられたが、下値は限られた。東証1部の出来高は16億4297万株。売買代金は1兆1670億円。騰落銘柄数は値上がり1425銘柄、値下がり164銘柄、変わらず82銘柄。
明和証券・シニアマーケットアナリストの矢野正義氏は「200円超高のわりに商いはイマイチ。前引け後から為替が円安に推移したため、少しは期待していたのだが、基本的には買い戻しが主体の相場に過ぎず、ここから上値を誰が買うのかという話。特に、国内では11日に参院選の投開票日を控えるため、積極的に動けない。また、週明けは米企業決算が出始めるため、見極めが必要。過去の経験からマーケット全体の方向性を定めることが多い13日発表の米インテルに注目」と指摘している。
業種別では、国際帝石 、JX など石油関連株が継続物色された。郵船 など海運株や、住金 など鉄鋼株も引き締まった。三井金 など非鉄金属株も堅調。誤発注観測があった住友鉱 もすぐに持ち直し、オリンパス をはじめ、アドバンテスト などハイテク株も軒並み買われた。旭硝子 などガラス株も高い。日産自 など自動車株も上昇し、ブリヂス などタイヤ株も引き締まった。三菱UFJ など銀行株もしっかり。大和証G など証券株や、クレセゾン などノンバンク株も買いが先行した。
半面、個別で、11年3月期連結業績予想を下方修正したインプレス が安い。グリー は10年6月期業績の観測報道があったものの、「サプライズなし」との見方から売りが先行。11年2月期第1四半期の連結決算を発表したABCマート も出尽くし感から下落した。また、サカイオーベ は高値更新後に利益確定売りに押されて値下がり率トップとなった。日経平均採用銘柄では、塩野義薬 、ヤフー 、ファーストリテ の3銘柄がマイナス圏で取引を終えた。なお、東証業種別株価指数は、全33業種が上昇した。
提供:モーニングスター社
4件のコメントがあります
1~4件 / 全4件
こんばんは。
来年の今頃は15000円ぐらいになっていて、ドル円も120円になり、消費税どうでもいいよとなれば良いです。
来年の今頃は15000円ぐらいになっていて、ドル円も120円になり、消費税どうでもいいよとなれば良いです。
皆さん こんばんは
ポイントどころではありません!!
私の資産が・・・
ポイントどころではありません!!
私の資産が・・・
紫さんこんばんは。
全くです。自分もポイントが……
全くです。自分もポイントが……
こんばんは
9500円じゃだめだ~
12000円まで戻ってくれないと・・・
僕のpointが・・・
9500円じゃだめだ~
12000円まで戻ってくれないと・・・
僕のpointが・・・