ロングサンさんのブログ
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公務員
2010.6.9 いつも青春!てっちゃんの株式教室・相場師日記
http://www.tokiwa-kabu.com
新内閣の中国大使に74歳の伊藤忠商事の元社長が決まった。
30代のころ、大豆相場で「大穴」を空けて、会社に辞表を出そうとしたという。
おこがましいが、この私にも同じ経験がある。
岡三証券の兄弟会社、ジャスダックの岡藤商事東京本社は私の元の職場だ。
今も東京日本橋(新川)の目抜き通りにドンと社屋は当時のままの威容を誇っている。看板は「オカトー」。
堀部長(当時)が所属部署のトップで、まだ20代の私は「場電」をやっていた。
(数年前まで、堀「相談役」として会社四季報に名前が載っていました)
レシーバーを頭にかけて、1カイ、2カイ、「手振り」をやっていた。
大手ぼう(白インゲン豆)か、生糸相場だったように思うが、部長か次長の手振りを
読み違えて、ウリとカイを逆に市場へ取り次いでしまったのだ。
会社に与えた損害は数億か数十億か・・、まあ業務上のことなので私が責任を問われることはなく、
堀部長と連名で「始末書」を提出したことを覚えている。
相場の世界に命をかけた人が「中国大使」、鳩山内閣ならこんな大胆な人事はなかっただろう。
日経平均 9439.13(- 98.81)
TOPIX 850.37(- 7.96)
東証1部売買高概算 20億4005万株
同売買代金概算 1兆3850億円
同時価総額 287兆8671億円
値上り銘柄数 493 (年初来)新高値 6
値下り銘柄数 1063 (年初来)新安値 192
変わらず 115
騰落レシオ(25日)65.4%(3日目)
ハンガリー政府が公務員給与の15%カットを決定した。わが国はいつなのか。
日本の菅内閣も天下り全廃など公務員改革を担当大臣のもとで重点的に取り組む考えだ。
前内閣では、まだ何の成果も出ていない。
元、経済企画庁長官の堺屋太一さんの日経論文の一部をご紹介する。
「(前略)・・ビジョンがあるわけではない。「消費者や弱者などの保護が必要だ」という一部の言説を隠れみのに
しながら、結局はただ「批判を回避し、権限の楽しみを保ちたい」という組織の私欲で動いている。
今、体制疲労を起こしているのは、議会制民主主義ではなくして、官僚主導である」
アドバネクス124+4、価値開発45+2、アクセル83000+2100、ソフトバンク2284+37、
兼松日産133+5、明治海運394+2、ニトリ7470+40、楽天66600+1100、
GMO386+1、アイフル122+1、古河電池604+3
あの、私には公務員になった友人達が多くいるのですが、
決して給料多くもらっていないと思います。
一部の一般常識を持ち合わせていないおかしな人たち、渡りといわれる天下りを繰り返す元キャリア官僚や町役場にいるような横柄な対応の窓口職員を除いては、皆さん真面目で、給料に見合ったお仕事されているように感じています。
中小企業では、未だ公務員給与を基準とした給与体系を成しているところが多数あって、公務員給与が下がると合わせて給与を下げるといった(自社の業績に関係なく)デススパイラル的な風潮があり、公務員給与を引き下げることは経済全体から見るとあまり良いことではないと考えています。
それより、経済のことや法律のことを全く勉強していない政治家が問題なのではないでしょうか?
官僚と呼ばれる公務員は、政治家(大臣)のもと、歯車となって働くことを求められています。諫早干拓だって、各種地方空港だって、高速だって、国鉄だって、政治家が地元に利権をもたらし、選挙時に自分の得票となるように誘導した結果、赤字や環境破壊、その他多数の問題を引き起こしたのだと思います。
それを官僚のせいにしたのではないですか?
官僚がどうがんばったって、政治家の恫喝には勝てっこありません。鈴木宗男議員がそれを証明していますよね(笑)
そもそも、官僚のトップの事務次官でさえ、国会議員の給料よりも下回るよう法律で定められています。
公務員の給料を減らすのは勝手だと思いますが、まわりまわって、自分たちの首を絞める結果になるような気がします。