チャンスは今

[ロングサンさん]

２０１０．６．７　いつも青春！てっちゃんの株式教室・相場師日記

http://www.tokiwa-kabu.com

基本的大局観として、３年ぶりに企業業績が回復してきて、ＰＥＲ（株価収益率）がどんどん割安になってきていて、
このたびの欧州危機でも発生源の国よりも何倍も下落した株式市場がさらにどんどんと下がり続ける、
そんなバカなことは「有り得ない」、これが東証に対する客観的な常識的見方である。
なにしろ、買いの主体が外国人なので「極端から極端へ流れる」のは止むを得ない。
日経平均とは関係の薄い銘柄群から切り返すことになろう。
すでに、今日の相場にもその兆候は出ている。
「底堅い」動きで、あまり狼狽売りも出てこないので、今日も仕手系株の動きはむしろ安心して
見ていられる。
テクニカル的にチャンスを見ては「逆張り」作戦を敢行している。
時間的な壁をクリアーさえすれば個別銘柄での「新高値」「高値更新」の逆襲場面が遠くはない。
それが率直な「逆転シナリオ」「強気シナリオ」だ。
前にも「今に見ていろ」と特集した。
これまでの相場展開を振り返ってみてもわかることだ。
超極端な相場で「みんなが恐怖に震えた時こそ」、一番の「出撃チャンス」だったのが過去の事実だ。
その意味で、ところどころでの「大暴落」は「大歓迎」なのである。
ギリシャ、アイスランド、ポルトガル、スペイン、ハンガリー、そのうち「フランス」「ドイツ」もかな。
やがて北朝鮮がミサイルをぶっ放すのかも。中国国境に軍が進出している。
アメリカ雇用状況悪化、ＮＹ市場１万ドル割れの３２３ドル安。
大きな流れは爬行もみあい。円高、ユーロ安。悪材料オンパレード。
上海株式市場も年初来安値を更新。
日立に悪材料、英国政府からの鉄道車両１４００両受注（１兆円）が取り消しとか。

日経平均　　　９５２０.８０（－３８０.３９）
ＴＯＰＩＸ　　　８５９.２１（－　３０.９５）
東証１部売買高概算　　２０億０９５３万株
同売買代金概算　　１兆４４７６億円
同時価総額　　２９０兆１９４９億円
値上り銘柄数　　　４１　　（年初来）新高値　　　２
値下り銘柄数　１６０７　　（年初来）新安値　１３６
変わらず　　　　　２４
騰落レシオ（２５日）６５.４％（２日目）
サイコロ（日経平均）５勝７敗　●●●○○○○●●○●●
カイリ率（日経平均）２５日線比－５.７４％　７５日線比－９.７５％
為替　　１ドル　　９１.４７　　１ユーロ　　１０９.２３
東証２部指数２１６４．８２ ー３７．４７
日経ジャスダック平均１２５１．４６ ー１５．１４
マザーズ指数４０９．３８ ー１５．４８
ヘラクレス指数６１２．９５ ー２０．７２

今のように、日本経済自体に改善の方向性が見えている時の「悪材料オンパレード」は、
「火事の残り火」の場合が多いので、このような大勢の時には「下落するほど逆に強気になる習性」を
普段から冷静に育てておくことが必要です。明日は菅直人新総理の新内閣がスタートします。
大勢、トレンドが右肩上がりを続けている個別銘柄チャートは、「だまし」もありますけど、
下ヒゲの逆頂点（最安値）の移動の軌跡を見ていくんですね。
「一段上げ」「二段上げ」「三段上げ」が通常のパターンですから、「暴落相場」に巻き込まれても
個別の逆頂点が切り上がっているかぎりは「安心」なんだということですし、
全般の流れに巻き込まれて下落しているだけで、実は非常に強い上昇エネルギーを内包していることに
気付く必要があるということです。「ガス抜き」も悪くはないのです。出来高も薄く（様子見）なる。
一旦、相場が反転すれば一転して強くより以上に株価は上昇することになります。
今年最大の暴落となった日経平均ですが、今日の仕手系株には「崩れた」という感触はありません。

アドバネクス１２９＋２６、ピクセラ３３５＋２３、ルック２１７＋１、リソー教育５０００＋８０、
価値開発４３＋１、

週末は、誕生日祝いで広島県の山間の名湯、ゆき温泉の新築オープンとなった豪華国民宿舎へ夫婦と娘とで。
息子からメール「おお、誕生祝いで三人仲良く露天で混浴か、親孝行はいいことだなあ、ははは」。（混浴露天は無い）。
娘いわく「キモい！」。