ロングサンさんのブログ

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仕分け

2010.5.20 いつも青春!てっちゃんの株式教室・相場師日記

http://www.tokiwa-kabu.com

今日の日経平均安値は3ヶ月ぶりに1万円割れの9999円、ユーロ安、円高、その流れは認めるが流れというものは
どこかで方向を変えるものだ。ギリシャは19日の国債償還を無事に乗り切った。
ギリシャショックがいつまでも尾を引くと考える人は少ないのではなかろうか。
それでも、サブプライム、リーマンショック、何度も何度も弱気の虫が下落相場では騒ぎまくる。
目を海外に転じても、このたびも中国の上海株式市場は大暴落、金融引き締めが原因だが峠は見えている。
暴騰と暴落が永遠に続くのが相場なのであり、投資哲学というのは長い経験の中から「自分の型」をいかに
構築していくのかが学習効果なのである。
年金資金、大きな公的資金の出動が噂されている。
安くなったら買う、当然のことだ。

日立などの国際企業は、海外に拠点を移し海外の通貨で運営をしている。
社内の会話も英語、社員も日本人は少数派、社長も外国人。
つまり「円」に関わる比率がどんどん低下する傾向にある。
ということは、円高で輸出企業が減益になるという常識も幾らかは崩れつつある。
ドイツの空売り規制がどうとか言うがほとんど意味はない。
なぜなら「プラス効果」を意図して発動された政策であっても、市況が弱ければ逆の解釈をされる。
相場は「材料」が決定打となるのではない。
あえて言えば、当欄は今だなお、個別株の動向には自信を持っている。
明日は週末、波乱があっても静観。6月は風景が変わる。
「風林火山」、動かざること山の如し。

ちょっと嫌なのは北朝鮮の動きだ。
韓国の艦船が撃沈され46名の「戦死者」が出た3月の事件は、北朝鮮の潜水艦による魚雷発射が「犯人」だとの
公式見解が韓国、アメリカ、オーストラリアの合同調査で確定された。
北朝鮮は、謀略だと抗弁し戦争も辞さないという。
岡田外務大臣は、日本が攻撃されることも有り得るとの公式コメントを発表した。
ポイントはやはり中国の存在。
安保理常任理事国の中国は北朝鮮の軍事行動への抑止力の役割を期待されている。
上海万博の真っ最中の中国が破局を看過するはずがない。

日経平均  10030.31(-156.53)
TOPIX   898.15(- 12.49)
東証1部売買高概算  20億5150万株
同売買代金概算  1兆5053億円
同時価総額  303兆2003億円
値上り銘柄数  393  (年初来)新高値  11
値下り銘柄数 1185  (年初来)新安値 110
変わらず     95
騰落レシオ(25日)76.1%
サイコロ(日経平均)4勝8敗 
カイリ率(日経平均)25日線比-6.88% 75日線比-5.59%
為替  1ドル 91.30  1ユーロ  113.21

公益法人への仕分け作業が再開されたが、考えをまとめてみたい。
自民党政権と官庁との長年の癒着が「税金のムダ使い」の温床になったことにほぼ異論は無い。
「渡り」「天下り」は容易にはなくならない。
それよりも、数年で何ヶ所も「渡り」をして、そのたびに退職金をせしめる悪習を根絶することだ。
二ヶ所目からは「退職金ゼロ」にすることをはっきり決めればよい。
ギリシャでもスペインでも、国家公務員削減、議員定数半減、公務員給与削減は当然に行われるのが既定路線だ。
既得権、縦割りの壁にメスを入れなかったら民主党の存在価値は無い。
公益の役割を果たしていない名前だけの組織を廃絶することだ。
証券行政ひとつをとってみても、モグラたたきのように個別銘柄に規制をかけるだけの職員が必要なのか。
金融庁、財務省、東証も組織のスリム化が必要だ。
大臣自らが仕分け会議に出席する姿勢は評価するが、19%にまで急落した民主党支持率が下げ止るかどうかは、
ひとえに行政改革をどこまで本気でやれるかにかかっている。

今日は、珍しく4~5年前の古い会員さん3人から連絡が入りました。
忘れずにありがたいことだと思います。
救済? うん、手はある。
騰落レシオ76%!! いよいよクライマックスが近くなりました。
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