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中国事情
中国事情 2010年05月16日
中国経済事情:インフレ圧力が一段と上昇 ~堅調な景気、資産バブル懸念で金融・為替政策の動向が焦点
http://www3.keizaireport.com/jump.php?RID=110777&key=800
掲載日:2010-05-14 発表元:第一生命経済研究所
4月の主要経済指標は、中国経済の堅調さを改めて示した。前月は6年ぶりに貿易赤字に転じたが、世界
経済の回復を受けた輸出拡大で再び貿易黒字となった。内需では、家計の消費意欲の高さを映して小売
売上高が高い伸びを続けるほか、不動産投資や景気対策によるインフラ投資も活況が続き、内・外需と
もに拡大基調にある。鉱工業生産も高水準で推移しているが、PMIの動向を鑑みれば、今後も拡大が続く
と見込まれる。EU向け輸出が全体の2割強もあることからユーロ不安の影響は懸念されるが、新興国向
けの拡大が下支えしよう。実質GDP成長率は1-3月期の前年比+11.9%をピークに鈍化するであろうが、
当面は高成長が続くと予想される。
· 4月の消費者物価は前年比+2.8%と加速しており、近々政府目標の3%を上回る可能性がある。さらに年明け以降の金融引き締めにも拘らず、不動産価格は4月に前年比+12.7%と過去最高の伸びとなっており、資産バブル懸念が高まっている。政府はインフレ率の通年目標達成を示唆していることから、さらなる物価抑制策が打ち出されると思われる。当局が発表した『金融政策報告』では、金融緩和を続けつつも緩やかな利上げや人民元相場の柔軟化を検討すべきとの考えが示された。直ちに人民元の柔軟化が進むとは予想し難いが、漸進的な対応を図る時期は近付いていると判断される。なお、ユーロ問題により国際金融市場が不安定となっていることから、今後の動向によっては様子見姿勢を強める可能性も残っている。
· 年明け直後に落ち込んだ株式相場は、見直し買いの機運はあったものの、利上げ懸念やユーロ問題などによる市場心理悪化で低調な推移となっている。今後もユーロ問題などが燻ることで上値を抑えると思われるものの、市場が落ち着きを取り戻せば強いファンダメンタルズを再評価した動きも出てくると期待される。市場心理の冷え込みで債券への資金シフトが強まっており、金融引き締め観測にも拘らず長期金利は下落基調が続いており、この傾向は当面続くと考えられる。(第一生命)
2010/05/14
アウトソーシングサービス企業を対象に特別資金を提供=財政省、商務省
2010/05/13
[27区分データ付属]中国上場企業100強、09年は上海汽車が1位に
不動産コントロール効果、予断を許さず
「再生可能エネルギー法」関連細則、発令間近
01年~09年、中国海洋生産額は年間平均16.12%増
4月の投資伸び率は鈍化、下半期は転換点を迎える
中国、都市化加速期間入り 20年の都市化人口は50%に
省エネ用補助金の縮減、エアコンは20%前後の値上げ見込み
2010/05/12 4月の人民元貸出は7740億元増、債券市場への影響は限定的
中国の住宅売価、前年同期比12.8%増(地域別など詳細掲載)
新エネルギー自動車補助政策、実施細則は5月公表
[レポート/全2回]中国、2012年に炭素税導入か 当初は法人が対象
中央銀行、インフレ予期管理で5つの措置を発表
工業企業増加値、10年4月は17.8%成長 成長率は前月下回る
中国、4月のCPIは同期比2.8%増、PPIは6.8%増
中国社会消費財小売総額は1兆1510億元 前年同期比18.5%増
外資系銀行、中国駐在42行トップの見解=中国事業成長率は10~20%
2010/05/11
中国の貿易黒字、4月は87%減 輸入額が5割増
電力消費量、10年は10%強の予測
中国の外資誘致方針は変わらない=商務省馬秀紅次官
(新華社)
中国 不動産 貿易黒字
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関連銘柄:
第一生命HD(8750) 野村上証50(1309) 日興パ中国A(1322) -
通貨ペア:
ユーロ/円,ドル/円 -
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