~ 今日の日記はタワゴトなので適当に読み流してください ~
大きいとスケールメリットが効き、
コスト面や取引での交渉面で有利になったり、
価格決定権を握りやすくなります。
グローバル化された現在、世界市場に取引チャネルを持つ為には
ある程度の規模が必要な場合も確かにあります。
しかし、大き過ぎる事の弊害が頭を過ぎります。
"大き過ぎて、潰せない" 状態になるのが一番の問題。
もし潰れてしまったら、その企業の従業員だけでなく、
多くの取引先も連鎖し、失業者の増加を発生させてしまいます。
普通の業種ならまだ良いですが、銀行などが倒産した場合、
社会インフラであるお金の流れまで滞り、悪影響を及ぼします。
そのため、中央銀行や政府が税金をつかって救済やフォローをせざるを得ないケースが出てきます。
(銀行ではありませんが、金融業であるベアー・スターンズの救済&合併や、AIG救済などが記憶に新しいかと思います。)
日本でも、巨大金融機関がいくつか存在します。
証券会社では野村HD、
銀行では三菱UFJ、三井住友、みずほ。
そして最大規模のゆうちょ。
ゆうちょは今の所業態が違いますが、
これらの巨大金融機関が危機に陥った際にどうするのか、
今のうちから考えなくてはならないのではないでしょうか。
「社会的な悪影響を最小にするにはどうすれば良いのか?」
「モラルハザードを防ぐには?」
外資を吸収し、さらに大きくなった日本の金融業。
投資家として、一般庶民として、注意を促す必要があるのではと感じる今日この頃です。