はるるっぴさんのブログ
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未知との遭遇
ひとりごと日記です。
「宇宙人向け」の日記です。
短期の株価を予想するものではありません。
復習シリーズです。
日銀は、引き受けている国債とバランスを取って紙幣を発行している。
日銀は、マーケットの決める長期金利をいじってはダメです。
3ヶ月(短期誘導金利ではない)新型オペは劇薬です。
日銀の誘導金利は、通常ごく短期です。いずれ副作用が出るでしょう。
日本の財政赤字は、表向き900兆円と言われることもある。
国債(特例公債や4条公債)が700兆円、地方債が200兆円。
その他、独立行政法人財政債や政府保証債や隠れ負債などがあるので
これで1100兆円+αになる。
日本の財務大臣が
「財政赤字では日本は金メダルを取る!」
と言った意味はわかる。
ゆうちょ銀行のバランスシートの約80%が国債、3%が地方債で運用?している。
ゆうちょ銀行に貯金することは、間接的に国債を買っていることになる。
最後に動くのは日本の個人なので、
将来、もし個人がゆうちょ銀行の窓口に解約にたくさん行くようになったら
GS(ゴールドマンサックス)やモルスタ(モルガンスタンレー)などの
大物ヘッジファンドが日本国債先物を売ってくるだろう。
それまでに日本国債先物のショートを入れる投機家は、小物でしょう。
この2~3年以内に日本国債が下落する可能性を否定はできない。
マスコミの安っぽい情報を聞いている
多くの国民は「心地よい無感覚」のなかで日々の生活をしている。
話変わってギリシャ問題
多くの専門家は、ギリシャの民間企業もたくさん借金している
重要な事実を見逃している。ギリシャは、観光では有名ですが…
(この点、日本の民間企業の借金は、少ない。)
ギリシャがユーロ15カ国とIMFから高利融資でお金を借金すると
ギリシャの財政赤字がさらに悪化する懸念が残る。
財政赤字がさらに悪化すると日本と同じように将来への不安から
企業や国民は、お金を使わなくなり、デフレになりさらに借金が増える。
安易な増税も難しい。日本の消費税増税でも理解できると思う。
すると
欧州の金融機関の追加融資が必要となる。(無理です!)
ギリシャがユーロ通貨圏の一国であることが問題をさらに大きくするでしょう。
短期的には、政策当局のアナウンス効果があるかもしれません。
さて本題
いろいろな考えがあってもよいと思いますが
現在の不景気は、日銀の量的緩和政策の解除からスタートした。
⇒
アメリカの住宅価格の下落
(ここがわからない投資家は、勉強しましょう。)
⇒
サブプライムローン問題の表面化
(わからない投資家は、ここから復習してもよい。)
⇒
アメリカ大手証券会社
ベアスターンズの救済
⇒
日本のライブドアへの投資でも日本人に有名になっていた
アメリカ大手証券会社のリーマンブラザーズの破綻
リーマンブラザーズは、金融危機の結果として破綻した。
リーマンブラザーズの破綻(リーマンショック)で
金融危機が発生したとするマスコミたちの情報は、間違っている。
⇒
AIG(CDSの売り手)の救済
これによりGS(ゴールドマンサックス)やモルスタ(モルガンスタンレー)も
救われた。(大儲けした…)
AIGの再保険をしていた日本の大手保険会社(N社、T社)も救われた。
(このあたりを正しく理解できる投資家は、中級者以上だと思う。)
⇒
中央政府による公的救済
わたしは、この点の予想を間違えた。
これほどまで(無制限一本勝負!)するとは想定外だった。
結果、相場は、難しい「需給相場」になっている。
⇒
公的機関の財政危機
⇒
これからです。
公的機関を誰が救済するの?
何も知らない人たち(善意の人たち)かもしれません。
長期投資家は、すでに危機対応モードに入っている。
安易な楽観論には、注意が必要かもしれません。
短期は別として、長期投資は、自分の肌感覚の方が正しいことが多い。
株価には、先見性があるが、
半年先に景気がV字回復するとはあまり思えない。
これから(2~3年以内)に多くの投資家が
「未知との遭遇」に出会うことになるかもしれません。
歴史の証人になることもできる。
もちろん、V字回復してほしいが、
希望的観測だけではなく厳しい現実を理解したいと思う。
社会のために何ができるのかを再考するチャンスかもしれません。
おしまいです。
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