月とスッポンさんのブログ
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人民元の切り上げと各国通貨への影響①
人民元の切り上げについて調べてるといったところ、みゆたまが「UFJのレポートにあったよ」と教えてくれたので、調べてまとめてみました☆
1、人民元切り上げ観測に左右される円相場
・人民元は対ドルで固定されているが、先物レートは市場の思惑を反映している
・人民元切り上げ=ドル安、つまり背後にあるのはドル安の動きである。輸出競争力を高め、輸入品から国内市場を守りたいという米国のいとがあり、人民元に限らず他の通貨に対してもドルが全面的に下落するのを米国が望んでいるのではないかといった観測がある。
・もうひとつの要因として人民元の切り上げに円が連れ高するとの思惑が考えられる。
⇒人民元に先物相場があるなんて知らなかった!!
ってか、2005年も今もかわらず切り上げ観測に左右されてるって、、一体何年間このネタでひっぱってるのかね--;
アメリカも、2005年からずっとドル安望んでたって、、、
陰謀論は好きじゃないけど(ってかむしろ好き?)サプブライむ問題を放置してたのも、当局はこうなる事(ドルが売られる事)を見越しての事だったのかも、、、となると、さぶプライム問題は起るべくして起きた、、、というか、当局によって意図的にリスクが放置されていた、、、と妄想してみたりする。
2.過去の事例に見る連れ高の程度
・韓国通貨危機時にはウォンが5割下落したのに対して、円も台湾ドルも約1割下落した
・超円高期には、円がドルに対して2割円高に動いたのに対して、台湾ドルは5%程度ドルに対して上昇した。
・震源地通過の変動率の5/1~4/1程度の影響が経済関係の深い通貨に波及している。
よって、人民元が対ドルで10%切りあがると、一時的に円の対ドル相場は2円~2円50戦ほど上昇する可能性があるといえる。
しかし、連れ高・連れ安の動きは、投機的な思惑が加わる事などによって変化が大きくなっており、一時的な連れ高・連れ安は修正されているようにみうけられる。
3.連れ高のメカニズム
①震源地通貨の上昇が他国の輸出価格競争力を向上させる②結果としてそれらの国々の商品に対する需要を拡大させて通貨上昇圧力になる③この場合震源地国との経済関係が密な国ほど通貨上昇圧力が強い
・中国との経済関係は日本>米国>ユーロの順に深く。人民元が切り上げられた場合の通貨上昇圧力は円>ドル>ユーロとなる。
人民元が10%きりあがると、ユーロには対ドルで0.5%程度の下落圧力がかかり、円には0.6%程度の上昇圧力がかかる。
台湾ドルや韓国ウォンには、円よりも大きな上昇圧力がかかると考えられる。
⇒ってか、またユーロ独歩安!?最近のユーロ安は、この要因もあるのかな、、、
韓国台湾通過は上昇するので、日本企業にとっては悪くない話のような気もする、、、(今までは円独歩高だったから悪い)韓国企業の安売り合戦が終わるかな、、、
http://www.murc.jp/report/research/2005/0531.pdf
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人民元切り上げは気になるところですが、野村証券の予想は
三月、JPモルガンの佐々木さんは秋頃といっておられました。
三月はなさそうですね。円高になれば、株は売られる?
しかし人民元切り上げなら、輸出企業は丸?
元立てで中国株を持っていれば、いいってことでしょうか。
気になるところですね。
>サプブライむ問題を放置してたのも、当局はこうなる事
>(ドルが売られる事)を見越しての事だったのかも、、、
>となると、さぶプライム問題は起るべくして起きた、、、
>というか、当局によって意図的にリスクが放置されて
>いた、、、と妄想してみたりする。
鋭いですね~
私も、サブプライム問題は起きたら大変なことになることがわかっていながら放置されていたに1票。
もっと、早くに対応を始めていればここまでひどいことにならなかったと思うんですわ。
しかも、問題が起きてしまった後の対応がまたお粗末。
証券化などと称して、なにがなんだかわからん状態にしてREITなど売りさばいちゃったもんだから問題が深刻化しちゃっても~大変。
「混ぜれば、1部の不動産が下落しても他が大丈夫なら大きな損にはならない。」????どー言う理屈ですか????
不動産が危ないといわれている時に、混ぜた不動産のほとんどが下落するという考えは無しですか~~?
ほんで、銀行なども株のことも知らない一般市民にまで売り出したから、さあ大変!
みんな、まとめて塩漬けの出来上がりですわな。
ちょーん・・・
これで、消費を増やせといってもなかなか無理だろー
って話ですよね~~ ヽ(  ̄д ̄;)ノ
元立ての中国株はよさそうですね~^^
でも、人民元ってどこで買えるのか。。。??
ラジオ日経の金森さんは早ければ全人代のこの期間中にも再度預金準備率引き上げだか元切り上げだかあるとおっしゃってましたが、、、
早ければ3月中って声もおおいので、気になるところですね、、、
みゆたまのおかげでいいレポートにありつけました^^
ありがとうございます☆
米国はさぶプライム問題でドルが売られるのを予想してた、、、というか、待ちに待ったドル暴落がきた、、、
で、ドル暴落+実体経済のソフトランニングを望んでいたのが、ここまで実体経済がハードランニングしてしまうとは夢にも思わず、、、って感じですかね^^;
実際に両替はできるかはよく分かりませんが
為替としてトレードするのはむいてないようにどうしても見えてしまう
スプレッドも高かったような
結局エフエックス的なトレードに関してはドル売買のほうがいいように思います(^^ゞ
似たような動きだったと思いますし(笑)
実際の資金で売買してるからというのもあるかと思いますが、よくいつも勉強していますね
偉いですね(笑)
面白い情報ありがとうございます。人民元の切り上げが近隣の通貨を連れ高するというのは、ユニークな視点だね。過去のチャートを分析していないと生まれない発想。確かに、人民元の切り上げが他の通貨に影響を与えるというのは分かるけど、どれくらい影響するかはなかなか考えつかないことだしね。
人民元の切り上げは、中国の中央銀行の腹三寸で決まるけど、中国の輸出競争力を維持するために、アメリカからの人民元の変動相場制への移行要求をはねつけていたけれど、不動産バブルで経済が悲鳴を上げて、現在のレートでは耐えられなくなってきたというのが真相だろうね。
アメリカへの輸出で積みあがった外貨準備は、すべて中央銀行が買い上げてきたわけだけど、マーケットに供給された人民元マネーが不動産バブルに回ってしまった格好だね。当然、株式市場にも回っている。人民元レートを維持するためには、中央銀行がドルを買い続けなくてはいけないから、経済と中国政府のメンツの綱引きは、中国の輸出体質が変わらない限り、変わらないだろうね。1980年代のプラザ合意頃の日本に似てきた。不動産バブルが崩壊したとき、大量の不良債権はどうするつもりだろう。株式市場のショックもドバイの比じゃないね。
人民元切り上げ狙いなら、ETFがいいよ。
>人民元の切り上げが近隣の通貨を連れ高するというのは、ユニークな視点だね。過去のチャートを分析していないと生まれない発想
コピペなんであたしにはなんともいえませんがね^^;
とても興味深い考察だと思いました。
>1980年代のプラザ合意頃の日本に似てきた。不動産バブルが崩壊したとき、大量の不良債権はどうするつもりだろう。株式市場のショックもドバイの比じゃないね。
なるほど、このあたりもちょっと調べてみるとおもしろそうですね^^なにかいいサイトありましたら教えてください><
>人民元切り上げ狙いなら、ETFがいいよ。
上海ETFってことですか???
>「UFJのレポートにあったよ」と教えてくれたので、調べてまとめてみました☆
ふむふむ(o゚ω゚))コクコク
私も銀行の為替見通しとかは時々チラッと見ますけど(^^ゞ
銀行がどう思っているのかを知る必要が時々あるので(笑)
>⇒人民元に先物相場があるなんて知らなかった!!
ちょっと聞いたことがあるかも・・・
人民元をFXで取引できたりするところも昔はあった気がする・・・←うろ覚え^^;
>さぶプライム問題は起るべくして起きた、、、というか、当局によって意図的にリスクが放置されていた、、、と妄想してみたりする
その考えは、あながち間違っていないと思いますよ。
昔から相場を見ている人は、
その辺を知っているはずですもの
一気にこういう波はやってきたので、
狙ったソフトランディングが加速してしまった。
いろんな金融機関が破綻に追い込まれましたが、
その順序と間隔をみれば、
そういうのも間違いではないです。^^
>私も銀行の為替見通しとかは時々チラッと見ますけど(^^ゞ
あたしは為替はやらないので、為替見通しは銀行のレポートに頼りっぱなしです^^;
>民元をFXで取引できたりするところも昔はあった気がする・・・←うろ覚え^^;
人民元ってベタなぎ相場だから、FXっていっても鞘抜きできないですよね。。。^^;
ソフトランディングさせようとして失敗してこの結果ですかね、、、カンベンしてほしいです><