ぷよすけさんのブログ

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NY株、一時1万ドル割れ=3カ月ぶり安値〔米株式〕(4日)

【ニューヨーク時事通信】4日のニューヨーク株式相場は、ギリシャなど南欧諸国の財政悪化を懸念した欧州市場の株安や、米新規失業保険申請件数の予想外の増加を受けて急落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は一時1万ドルの大台を約3カ月ぶりに割り込んだ。終値は前日比268.37ドル安の1万0002.18ドルで、昨年11月4日以来の安値。1日の下げ幅としては昨年4月以来約10カ月ぶりの大きさだった。
 ハイテク株中心のナスダック総合指数は同65.48ポイント安の2125.43で終了。終値ベースでは昨年11月6日以来の低水準。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比4億2300万株増の14億8320万株。
 欧州連合(EU)では、ギリシャに続いて、ポルトガルやスペインの財政赤字拡大に対する警戒感も強まり、リスク投資が縮小。アジアや欧州の株式相場は軒並み下落し、ニューヨーク市場にも波及した。
 1月の米雇用統計の発表を翌5日に控えて、労働市場の動向が注目される中、1月30日まで1週間の米新規失業保険申請件数が、市場の減少予想に反して前週比8000件増の48万件に拡大。景気回復期待が大きく後退した。
 外国為替市場では、相対的に安全な円やドルを買う動きが強まるなど、投機的な動きに巻き戻しがかかり、原油や金などの商品先物相場も急落。エネルギーと素材関連の売りを誘い、株価をさらに下押しする結果になった。
 一方で、昨年12月の米製造業受注は4カ月連続で増加し、1月の米主要小売りチェーンの既存店売上高も2カ月連続でプラスとなるなど好材料もあったが、「不安心理が強まり、下値を試す動きだけになった」(中堅証券)という。(続)



まさかそこまで下げるとは・・・・・
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