月とスッポンさんのブログ
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予測と風説☆
以下転載☆予測と風説…(水流子)[V作戦]> ▽…我が知人によると、空売りして値ザヤを抜くと相場の名人になったような気がするのだそうだ。多くの投資家が苦悩している時、ひとりニコニコできれば確かにそう感じるのかもしれないが、詳しく聞いてみると大量の空売りをかけているわけではない。多少のサヤを抜いても、トータルすれば手持ちしている現物株減価の方が大きく、大多数の投資家にとって下げ相場はやはり歓迎すべからざるものなのだ。中には資産としての株など持たず、下げ局面ではショートいってんばりという向きもあるだろうが、わずか一回の失敗で株の世界から消えていかざるを得ないのも売り方の宿命である。今夏あたりまで肩で風を切っていた歩合ディーラーの中にも、ここへきてシマを去る連中が急速に増えだしたという。近年、セルサーダースが横行し始めた原因は、証券・金融行政が遠因になっているのだろうか。久々に踏みの入りだした前週来の場味を、市場関係者全員で大事にして行かなければなるまい。
▽…それにしても、データを使った「風説の流布」ほどたちの悪いものはない。風説とは要するに「ウワサ」であり、火があるからこそ煙が立つのだが、希薄化懸念という土壌を作っておいて、財務分析から資本増強ムードを高めれば、たとえそんな計画が無くても株価は反応してしまう。金融株崩落に歯止めをかけたバーゼルからのプレゼントは、調子に乗っていた叩き屋に冷水を浴びせることになったが、株式市場本来の機能を守るためにも、推測と風説をどう区別するか、ハッキリした線引きを行う必要があるのではないか。ある外資系証券が出したメガバンクのリバウンドターゲットは、みずほFGで400円、三井住友が7200円。これに対して別の外資系証券では、みずほFGを190円、三井住友を4470円と流した。これほど大きな差が出るなら、証券分析もくそもあるまい。多くの投資家を惑わす公害と言うしかないのである。
▽…外資系証券から流され続けた外国人投資家の日本株Passing論についても、投資主体別投資動向を見る限り、今春以降で外国人セクターが売り越しになっているのは9月のみ。国内法人、投信あたりより、はるかに安定した買いセクターではないか。実際には先物市場を含めなければ不正確だが、この数字を見ると「ある種の世論操作」が行われたのではないかと疑ってしまう。今月に入ってからの各社レポートは完全にニュアンスを変えてきているものの、ひょっとすると彼らは特定ファンドの活動を外国人全体の動きと錯覚しているのではないか。毎朝流れる外資系証券の動向とやらも、外資系証券を経由していると言うだけで、海外からの注文というわけではない。日本人営業マンの顧客は、ほとんど国内投資家であり、大半は彼らの用なのである。
▽…今年の相場も残すところ1週間余り…。例によって各社から、新しい年の展望が出始めたが、その論調はどれも変わりがない。予想にしても展望にしても、当たらなければ風説と大差無いだろう。まだ的中率を調べたことはないが、株式投資とは結局、自己責任以外の何物でもない。
クリスマス色に染まりましたね。
結局いいときもあり悪い時もある。
投資もメリハリを持ってしないと負け続け、退場。
昔、将棋の大山名人が株で儲けたそうですが。
死ぬまで、彼は買ったら売らなかった。
忙しくて、使い道がなかっただけだった。
売らなければ損もしない。
結局何十倍にもなって子孫がもらったのであろう。
こんな生き方もあるでしょうね。
なんか、「円高で株安」「日本株には魅力がない」って言われてたのに手のひら返したような動きに なんだかな~ って感じです^^;
全ては大口の操作のために利用されてるだけかな~ と悲しくなりました
あまりに傾いたコンセンサスができすぎているときは注意しようと思います~(逆回転に)