麦にゃんさんのブログ
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Amebaなうについて(堀江貴文さんの見解)
昨日ひっそりとオープンしていた(あんまケータイから更新しないんで分からんのよ。。。)Amebaなうなんだけれども、まあTwitterのパクリサービスです。ま、これは会社も認めているからいいんだけれども、オープンするまでは色々うわさと言うかビジネスモデル検証みたいなのもあったりしたけど、私なりの見解を述べてみたいと思ってる。
一つは、そもそもアメブロの主要コンテンツである芸能人ブログはTwitterの140文字つぶやきと、現状でもほとんど変わらないということ。ページビュー稼ぐために1行毎に行間が数行もあることで見た目を水増ししているにすぎず、きちんと要約してまとめればほとんどのエントリが140文字に収まるはず。
長めのは大体広告宣伝エントリだったりするしな。
なので、わざわざ「なう」もやる意味あんのかな?とか思ってしまう。
あるいは、ぜんぶ「なう」にしろよとか。ともかく内容の薄いブログと「なう」の使い分けが不明瞭なのだ。だから両方やるインセンティブが働きにくい感じがする。もしかするとサイバーエージェント経営陣は、アメブロからTwitterへの移行を恐れている可能性はある。Twitterのほうがサードパーティ製のアプリが優れていてしかもiPhoneをはじめとした複数のプラットフォームに対応しているため、使い勝手がいい。
芸能人が大挙してTwitterを使い始めたらこまると考え「なう」をオープンさせたのかもしれない。アメブロが芸能人を大量に抱えることが出来ているのは、ブログに掲載される広告料等に応じたギャラである。つまりアメブロのシステムがいいから使っているというわけでもなく、スカウトされてそこにいるわけだ。ま、最近は芸能人ならアメブロだよねぇーって感じになっているので、勝手にくるプチ芸能人みたいなのも沢山いるが。
さてこれからブレイクするかどうかなわけだが、これまた微妙である。もしTwitter並みにブレイクしたとしてそもそもサイバーエージェントの技術力でそれに耐えうるものが作れるのかどうか。これはお手並み拝見と行きたいところだ。結構大変だとおもうけど。それとそれだけの設備投資をして元が取れるのかどうか。その辺も微妙なところだ。Twitterもそうだけど、マネタイズの手法は確立されていない。
で、ブレイクの可能性は微妙かなとも思ってる。なぜかといえば、サイバーエージェントは他のサービスもそうなんだけど、オープン化とかに全く興味関心がないようだ。あるいは技術陣がそこまで余裕がないのかもしれないけど、Twitterが本体のサービスを極限までしぼって、オプションサービスは全てサードパーティに自由にやらせているところである。これが実はTwitterがここまで広まった大きな理由のような気がする。ま、ある意味ページビューが伸び悩んでいたmixiもmixiアプリで再びページビュー増加傾向を取り戻したように、オープン化は最近流行っているウェブサービスのキーワードだ。
どうせ本体のアメブロそのものが140文字のコミュニケーションとなんら変わらないところを考えると、「なう」はTwitterに相乗りして、モバイルとPC版のポータルだけ作って、アメブロの管理画面を新しいgree風やFacebook風にしてやれば、アメブロしかつかってないユーザはTwitterなんぞ知らないままに、「なう」を使い続ける気がする。だから広告も貼り付けられるし、URL短縮サービスとか写真サービスを工夫して広告モデルを考えればいいんじゃないのかな。
たとえば、「Girls Log ガールズログ」ってサービスがあるけど、こんな感じのイメージ。twitterにユーザもって行かれるような感じがするが、そこは芸能人と契約で縛ればいい。どうせブログも使わざるを得ないんだから。
そうすれば、莫大な設備投資もいらないし、いい所取りをできる。twitterのサードパーティ製のアプリなどを利用することができ独自開発が必要なくなる。
なんてことを考えてみました。あ、藤田社長に言えばよかったね。昨日ふと考えてこう思ったんで。。
http://ameblo.jp/takapon-jp/ より転載
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