NGTNさんのブログ
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おふかい&ぷちせみなー
オフ会参加者の方々、昨日はありがとうございました。みなさん話しやすい方ばかりで、普段はあまり出来ない相場の話を思う存分することが出来て楽しかったです。
育成計画さんとみやまなさんのプレオフ会情報から、ある程度事前情報はインプットしていたのですが、思った以上にさのさんは豪快な方でした。(本人の生還報告をお待ちしております。)
近いうちに、また集まってお話しましょう!
「みんかぶ☆プチセミナー 2nd Stage」が始まりましたね。
http://minkabu.jp/special/0001/
とりあえず読んで思ったこと。
>ベテラントレーダーの方は「PER」や「PBR」などの単語は知っているでしょう。でも、それがなぜ重要なのかを意識していない人は意外に多いんです。
これ、あれですかね、私にケンカを(ry
えーと、トレーダーにとって最重要なのは株価の動きなので、株価指標は意識する必要は無いのです。というか意識しないほうがいい。ファンダメンタルズを考えると、新興銘柄なんて買えないでしょう。
売買期間が短期か中期か長期かによって参考にすべき情報は違います。これをごっちゃにすると混乱してしまいますね。短期なら株価の動きと需給の良し悪しを見なければならないですし、長期なら目先の株価の動きよりもファンダメンタルズの変化につながる情報を重要視する必要があります。
「株価が何によって決まるか」という考え方は危ない、というか泥沼にはまりやすいです。理詰めで考える人ほど、何か基準となる指標や数字があって、それらから演繹的に適正株価は求められると考えがちです。そして思惑通りに動かないと身動きが取れなくなって、泥沼に。(例えば、2005年の新興バブルで勘違いして、成長株投資最強みたいなことを言ってフー○●ースなどを大量に抱えて沈んでいった人とか・・・)
適正株価など存在せず、それ故株価は日々変動するのであり、基準が存在しないからこそ、「マーケットは常に正しい」のであり、「マーケットは常に間違っている」のです。前者は基準が存在しないからマーケットの決める価格を正しいものとする考え、後者は基準が存在しないからマーケットはあっちこっちへとふらふらして間違った価格を提示し続けるという考えで、結局言っていることは同じこと-基準は存在しない-ではないかと思います。
指標を使う人が多ければ、それがコンセンサスとなってある一定の水準に収束するかもしれませんが、そんな単純なものではないでしょう。その企業の業績以外にも、景気や金利の動向や株価指数や証券会社のレーティングや同業他社の動きやファンドへの組み入れなどによっても株価は変わりますしね。
こういった指標は株価を説明するために作られたもので、株価水準をはかるのにはそれなりに役立つものですが、あまり絶対視するのは良くないです。もちろん基礎知識として知っておいたほうが良いです。しかし、マーケットで買い注文と売り注文が出会ったときに株価は決まるのであり、短期売買でも長期投資でも”相場で利益を上げたい”のなら、色々な指標から論理的に株価が導き出されるとは考えない方が良いと思います。投資理論や金融工学を勉強したいのなら、指標から株価を導きだす研究を思う存分すれば良いでしょう。
ついでに一言。自称投資家は、投機家を下に見る傾向がありますが、私の考えでは、PERやPBRなどの指標から割安割高を判断してポジションを取り、平均への回帰を狙うのは「投機」ですね。バリュー投資でネットネット株を買うのも投機だと考えています。ファンダメンタルズの変化に賭けるのなら投資と言えるでしょうけどね。
以上、あくまで私個人の見方で、プチセミナーを批判しているわけではないですので悪しからず。
あとお礼を言うのが遅くなりましたが・・・みんかぶ運営事務局様、先月のコンテストの賞金ありがとうございました。昨日のオフ会でありがたく使わせていただきました。
★おまけ。以前書いた日記
PER(株価収益率)について
http://minkabu.jp/blog/show/11288
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こんにちは。短期だと業績よりも値動き重視ですからね。でも、最近は短期のヘッジファンドも株価指標をもとにレバレッジをかけてポジションをとってくることがあり、私は短期売買の時も一応は割安・割高は意識しています。8月上旬のロングショートの強烈な巻き戻しを見ると、結構単純に割安・割高を判断してるっぽいです。
オフ会は参加できるようになったら、是非きてくださいね。
「5万円から株」の私からすると、個々の企業の業績は投資判断に殆ど影響がありません。毎日スクリーニングして、5万円で買える株を探し、その中から安いものを拾って高くなったら売りに出す、そんなスタンスです。
目標はあくまで「どれだけ稼ぐか」ですから、投資手法はは個々各自で開拓していくものですよね。「適正価格」・・・そんなもの、あるわけありません。市場で決まる価格が「価格」であって、それ以上でも以下でもない。この点はスーパーの野菜の価格付けと全く変わらないですよね。
各指標については、後付けで株価の遷移を説明するには便利なツールだと思います。
ちなみに麻雀は後付けありだと、助かります。「東のみ」とか。
少々長くなりましたが、失礼しました。
追伸
他の方々も日記で披露されていますが、そうとう楽しかったようですね。今は事情があって世を忍んでいますが、表舞台に立てるようになったら、一度ご一緒できればうれしいな、と思っています。
明日の値動きがわかる指標があったらいいですねー。そうですね、臨機応変にいきたいものです。
瓜生さん、
綺麗な笑顔のプロの方と比べられるのも大変ですよね。そんな瓜生さんには、これなんてどうでしょうか!?
http://www.nintendo.co.jp/ds/ykoj/
指標については、わざと反対意見っぽく書きましたが、それは私がひねくれ者だから・・・ではなくて、個人投資家の方々に注意してほしかったからです。
機関投資家は、銘柄、買う量、運営方針など様々な制約があり、ポジションを論理的に組み上げていくのがおそらく最も効果的な方法であるというのは理解しています。
私も理詰めで考えるほうなのでわかるのですが、相場での運用は理詰めで9割方は上手くいきます。しかし、残り1割の対処を間違えると大怪我をしてしまうのです。
機関投資家の場合は、ポジションは十分に分散されていますし、機械的なロスカットルールがあるので、ポジションの中に多少変な動きをするものがあっても全体への影響はごくわずかです。
個人投資家の場合、自由に運用できることが裏目に出てしまって、これは論理的におかしいという思い込みから自分の考え・ポジションに拘泥してしまうことがあります。これは、短期トレーダーにも長期投資家にも両方に言えることです。ここ1年ほどの小型株受難の時期にぼろぼろになった、長期派のグロース投資家、バリュー投資家はたくさんいます。
どういう考え方が正しいのかについて議論をするつもりはないです。色々な考えの投資家・投機家でマーケットはなりたっているわけですし、そもそも相場について絶対的に正しいことはないと思っていますから。ただ、資金的にも運用方針的にも脆い個人投資家は、あまり理詰めで考えすぎると大怪我をしてしまうので注意が必要です、ということが言いたかったのです。
オフ会は楽しかったですよー。みなさん良い方ばかりでしたし、実際に会って株の話をするのはすごい楽しいです。次回は瓜生さんも是非!(もしくは、みんかぶオフィシャルみたいな形で!)
裏話ですが、撮影に慣れていない僕は笑うの大変なんですよ!!
皆、撮影中、僕を笑わせるのに必死です。
僕のにやけ顔は、そういったスタッフや弊社社員の努力の結果だと思っていてください。
株価や、銘柄選定については、今回のプチセミナーで書いた通り、これから5回に分けてお話をする内容です。
最初は基本としてこれらのバリュエーションについてお話をさせていただきました。
NGTNさんの仰るとおりな部分もありますが、それだけではありません。
機関投資家は各種指標を非常に重んじるのも事実です。
最終的には、視野を広く持ち、入ってくる情報を整理し、自分のあったスタイルに基づき、入手した情報のプライオリティをつけることが大事であり、バリュエーションも、その情報の1つと言えると思います。
ただ、やはり順序は大事ですから。
引き続き、宜しくお願いいたします。
それよりも!
オフ会楽しかったみたいですね。
羨ましいです。
僕の週末は・・・後ほど日記でアップさせていただきます。
すごく端折って言うと、「指標なんて株価を後付けで説明するためのもの。臨機応変に対応していきましょう!」ってことです。
PERやPBRなどを重視するのは別にいいんですよね。私も参考にしますし。
ただ、こういった指標からあるべき株価が決まる、言い換えれば理論株価みたいなものが算出できて、マーケットの価格よりも理論株価の方が正しい、みたいな考え方をするのは、相場で利益を上げるためにはマイナスの要因になりうるということです。
でもNGTNさんの日記を見て少し考えを改めたいと思います。
しかしながらマーケットが効率的である必要条件は「多様な投資家が市場に参加していること」だと思うので、PERやPBRみたいなメジャーな指標を絶対視する人も株式市場では必要なんではないでしょうか。
色々な投資家がいるって面白いですよね。
体調も良くなったようで何よりです。また飲みましょう!
株育成計画2さん、
ツッコミありがとうございます!
投資か投機かは、目的をはっきりとさせ本人が何をやりたいか自覚していれば良いと思います。相場に善悪はないですから。
松原さんは、正統派美人ですね。相変わらず瓜生さんもにやけっぱなしですよ。
ちょっww
「ついでに一言」のほうに反応しますが、
私も、投資を始めた頃に
『企業を応援するつもりで』とか『資本の一部に参加』、
『成長に投資する』等々の甘美な言葉の響きに惑わされ、
テメーのやりたい事は値幅取りであることを自覚していない時期がありました。
そんなもんだと思います。
#あと、プチ株セミナーの松原さん、萌えますね。
なんとか体調も戻ってきました。
ご迷惑おかけしましたが、
懲りずにまたよろしくお願いします。
こんにちは。はい、おっしゃるとおりでして、「割高」な銘柄を空売って損することもあれば、「割安」な銘柄を買って損することもありますね。だからこそ相場は面白くて、多くの人を魅了するのだと思います。(理屈通り動くだけならつまらないですもの!)
みやまなさん
次は東証アローズ見学会か忘年会ですかね!さのさんは、ご無事だったようでよかったです。
エントリーポイントは大事ですね。エントリーポイントからロスカットラインが決まって、ロスカットラインを割らずにリターンを得る確率を上げるには、エントリーポイントを慎重に設定する必要がありますからね。
瓜屋のけろちゃんさん
はじめまして。次回のオフ会は是非ともご参加ください!
みんなで株話をするのはすごく楽しいですよ。
ヨッシーさん
いえいえ、こちらこそ昨日はお世話になりました。切磋琢磨して、これからも相場で生き残って、出来れば稼いでいきたいですね。よろしくお願いします。
あさっての投資家さん
ええ、近いうちに集まりましょう!
長期投資家にとっては、その企業がどれだけ利益を出していける力を持っているのかが大事ですよね。
投機についてですが、もし投機家がいなかったら、8月のサブプライムショックみたいなことが起こったら全銘柄ストップ安とかになってしまうと思います。そこまで極端ではなくても、大きな資金を株で運用していて何かの事情でなるべく早く換金したいとなった場合、すぐに買ってくれる投機家がいないと、かなり安い値段を出して他の長期投資家に買ってもらうしかなくなります。流動性を提供しているという面で投機は大事なんですよね。
今のサブプライムローン関連の債務担保証券などは、買い手がつかなくなって値がつけられない状況みたいです。流動性がなくなった場合、そういうことが起こりうるわけです。
近いうちにまた集まりたいですね!
トレーダーの方にとって見れば、PER・PBRはほとんど無意味ですね。
私にとっては、未来のPER(継続的な利益)と、本質的なPER(中身のある利益)が重要です。
帳簿上の利益なんて、ある程度どうにでもなりますもんね。
> 自称投資家は、投機家を下に見る傾向がありますが
もしかしたら私もそういう傾向があるかも。
気をつけます…。(^^;)ゞ
これからもなんとか頑張って相場の世界で生き残っていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。
モット前にみんかぶのことを知っていたら・・・。
次回、参加してみたいちゅ。(〃_ _)σ∥イヂイヂ…
リンクのプチセミナー。温故知新で、ためになりました。
去年の2月は株を基礎から勉強しようと、ファンダメの本も買いあさりましたからww
今は完全に、飼う株と、瓜屋株を分けてまちゅ。
人間、ここまで変わるとは、って友達に言われてまちゅ(爆)
プチオフ会以来です。
>近いうちに、また集まってお話しましょう!
はい喜んで(^^ゞ
さのさんは、喜びが爆発したんでしょうね。(笑)
>えーと、トレーダーにとって最重要なのは株価の動きなので、株価指標は意識する必要は無いのです。
私も同意見ですかなぁーと
私は「PER」や「PBR」は意識でしかありません。。。
(みても「ふーん」ぐらいです。。。)
値動きに対してのエントリーポイントを重要視します。
とまった情報を見てもそこは基準でしかない。。。
トレードスタンスからみて、
「どういう経緯(需要とか)をたどって今どう?」
って言うのはよく見たりしますよ。
(自分の意見だと思うので(^^ゞ)
株価を決めるのは市場参加者であり、「PER20以下は割安だから買い」という指標だって、市場全体の同意が得られなければ、何の役にも立ちません。今はその指標が全体的な平均となっているので、ある程度基準にしていますが、絶対的な物のように語るのは間違っていますね。
PER50の銘柄を空売りして損をした人間も、PER10の銘柄を買って損をした人間も、どちらも間違っています。「利益が出たほうが正しい」。これが健全な市場かどうかは別問題で、損をして、「市場が悪い」というのは負け犬の遠吠えにすぎません。
投資家も投機家もまったく同じでしょう。「この株価がどれだけ下げようともかまわない」という姿勢で投資する人間であれば、本当の投資家と言えるでしょうけど、多少でも差益を目当てとするのであれば、どちらも同じです。僕は自分を市場のコバンザメ、ハイエナだと思って参加しています。「俺は立派な投資家だ」なんて言ってる人間は、足元がみえていませんね。