SPE(エスピーイー)さんのブログ
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本格的な円高で、買い場が来るか
中々、本格買い出動できない状態が続いていましたが、今回の円高で買い場を意識した方が良さそうです。まだ、かなりの株式を保有している人は、少なくともは現金比率を上げておくべきだと思います。
今回の円高は、借金国の米国で、金利が低位安定する可能性からきている「ドル安」という結果が反映されてきているものなので、一旦は1ドルが80円前半まで動いてもおかしくないと考えています。民主党政権は、
・為替介入はしない方針を示していますし、
・また景気に即効性のある公共事業は、選択と集中の政策で、少なくとも増額はされないことから、
不況下の円高という、株式市場にはちょっと厳しい環境になりつあります。
従い、日経平均は一旦は9500円程度までは下がると見て、成長株が、連れ安で買い易くなることも出てきます。安く購入できるチャンスがきている訳ですから、現時点での対策としては、半分以上を現金化しておくことです。
日本以外の株式市場は、不況下の株高となっていますので、そう簡単には下がらないと思いますが、日本はNYが上がっている間はせいぜいBox圏での動きで、NYの上昇が止まるだけで下落する相場になっていると思います。円高と民主党の政策に慣れるまでの約1ヶ月の間は本格上昇は無理と考えて、下げ相場のBox圏での動きと捉えれは、失敗せずにすむのではないかと思います。
取り敢えず、大きく下げたら、少しは反発するので、小さくコツコツと拾っては利確していくか、本当に大きく下げるまで待って買い出動するか、を現在の相場の基本にして考えています。信用での空売りから入れる自信があれば、面白い相場なんでしょうね。
円高はこれからも当分続きそうですね。
市場環境を考えると、下がった場合の買い場に備えて、現金を保有しておくべきだと思います。外国人が買い出動しないと日本の株式市場は上がらない構図なのですから、民主党の政策が海外の投資家に理解されるまでは、私は短期的には厳しい状況になると考えています。
それに、売買高が増加していなのに、日柄整理だけで、再度の株価上昇に移るのはよほど良い材料がないと無理な話だと思います。
日柄整理は既に2ヶ月は経過しているので、この一ヶ月で値幅整理が起これば、その後は底値を確認して上昇に入れるのではいかと思います。
成長性にほれ込んだ株がある場合は、自信を持って保有していても問題ないとは思いますけれど‥。