はるるっぴさんのブログ

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中国経済への過度な期待

先月、飲み会があったとき、
若い女性社員3人のうちひとりが

「日経新聞を読んでメチャ勉強していますよ~」と言った。

わたしは、ためしに
「記事の意味は、わかりますか?」と聞いてみた。

すると、3人が声をそろえて言った。


「わかりません~」

(^◇^)!


意味はわからないけど
とりあえず読んで勉強しているらしい。

(・_・;)


さて、本題

中国に対する市場関係者の期待は大きい。

グローバルな企業経営者も
中国マーケットに期待されているでしょうが
かたよりすぎないように注意されていると思う。

ある証券会社(野村證券)のエコノミストが
中国の歴史は、賄賂(ワイロ)の歴史でもある

と言っていた。


日本の人気時代劇「水戸黄門」でもよく見るシーン
お饅頭の下に小判が入っているのだろうか…

(・・?


中国は、教科書にもあるように
一昔前までは、人民服を着て
毛沢東氏の赤い手帳を振っていた。

毛沢東氏は中国のお札の肖像でも投資家に有名です。

多くの中国の人たち(多数派)に
人気があることを証明している。
人気のない人がお札の肖像には、使われない。


投資家にとって歴史は重要です。
しかし、歴史を学ばないのも投資家だったりする…

(>_<)


いろいろあって

その後、中国は、大きな経済成長を遂げている。


ただし、まだ経済規模は
先進国累計の10分の1くらいしかない。

中国の発表する数字は、あまり正確ではないので

くわしい数字は、
中国株の販売に熱心な証券会社に聞いてほしい。
大和証券さんは、中国データが豊富だと思う。


しかし、ほとんどの証券会社の人は勉強していないので
(三菱UFJ証券 シニアストラテジスト
 藤戸氏の表現を引用)

聞いても時間の無駄かもしれない。

(・o・)!


たまたま真摯に勉強している人に当たればラッキーです。


もとい

世界経済を野球にたとえると
中国はレギュラー選手の1人にすぎないので
1人で頑張っても限界がある。

ちなみに野球の監督とピッチャーはアメリカだろう。

今、ピッチャーが故障して
代わりのピッチャーがいないので困っている。

残念ながら、中国人のピッチャーが
大リーグではまだ活躍していない。

中国株は、政府が結構持っているので、
時価総額を世界のグローバル企業と比較している証券会社は
証券会社らしいと思う。

(・.・;)


証券会社の常識の中には、
ときどき世の中では非常識なこともある。


中国にも期待したいが
まだしばらく時間が必要でしょう。

また、日本のトップバンク三菱UFJグループの人に聞くと
中国の政府筋から融資をしてくださいと言われた。
そして仕方なしに中国現地で融資額を増やした。

くわしくは、三菱UFJさんの
よく知っている人に聞いてほしい。

しかし、中国でも借りたお金は、使い道がない。
(設備投資をしても今までのようにモノが売れない。)

そのお金が「不動産」や「株式」に流れている。
中国は、輸出も消費も落ち込みが厳しい。

公共投資でなんとか経済を支えているのが現実でしょう。


中国経済への過度な期待には
慎重になるべきかもしれません。

わかる人には、わかると思う。


投資家は、経済評論家ではないので
これまでの上海株の上昇の理由を
正しく認識すべきでしょう。

入り口を間違えると出口も間違える。


私が、中国の現地で聞いた日本語が話せる劉氏の言葉が
今の中国の現状をわかりやすく表現していると思った。

「中国の経済成長は、早すぎた…」


おしまいです。
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