株育男さんのブログ
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紙一重からの浮上
株育男さん
更新:2009/9/7 19:53投稿:2009/9/5 23:21
いつもニコニコ、誰にも優しく、誰からも好かれるような人でも、
突然ショッキングな出来事に見舞われて、
それを境に暗く、ストレスまみれな時間を過ごす事もある。
人のココロは、紙一重。
今の喜び、幸せ、充実、希望。けっこう儚い。
この８月の下旬から９月にかけて、
私も含めて、深刻な悩みに直面している人が、
私の周囲で１０人以上、いる。
***
もっとも、人なんて「現金なもの」という例えどおり、
もの凄いハッピーな事一撃で、
様々な悩みやストレスを忘れ去り、
毎日上機嫌で過ごす事もある。
心配、悩み、苛立ち、固執。これらも案外儚いものだ。
本来は儚いのに、スパイラルで強くなる「罠」がある。
これだけは気をつけたいけど、
実際、スパイラルに入ってるとそれすら気が付かなくなる。
***
「立ち直りの早い人」がいるけど、
たぶん、気付き上手、転換上手なんだと思う。
私は人生経験が乏しいので、
あまり上等な転換方法とは思えないけど、
例えばこんなふうに考えてみる。
『実は俺、現金３億円を隠し持ってるんだ！』
なんかビックリ、そしてハッピー。
今ある悩みのタネにも、３億あればいろいろ手を打って、
なんとかできそう！
ほんと、現金だ〜（笑）
***
でもこの『何とかできそう感』って凄く大事だと思う。
３億円なくても、心配するな。
何とかしようとするスピリッツ、闘士、
それさえあれば、案外乗り越えられるさ。
***
３億円って例は卑近過ぎだけど、
たとえば、金も仕事も家も失っても、
俺には俺を見捨てない家族や友人がいる！
そういう自信は何にも勝ると思う。
自分と関わってくれた人、支えてくれた人々。
その人達に笑顔を見せてみる。
案外、俺、何でも大丈夫そうだよ。
コメント、そして、告白ありがとうございます。
コントロールなんて全然できてないですよ f^ ^;
実は、
ドツボに入った直後に、大学時代の友人から、
全く関係ない話題のバカバカしい電話があって、
その友達のノーテンキさの衝撃で「はっ」と気付いた、
というわけです。
心の整理は付けました。
でも、全く同じタイミングで、飼い猫の「ラン」が死んでしまい…
悲しみに沈んでいた自分にまた、悲しくなって、
ランに申し訳ない気にもなり、
さっきまで泣いていました。
物心ついてから、泣いたの５回目ですわ。
だんだん、自分の心に対処する技術とかが必要な年齢になってきたようです。
自分で自分をコントロールできるのですから大したものですね。
自分は、入り口は分かるのですが、未だに自力で引き返す方法を知りません。
結局引き込まれて、病院へ行って薬をもらってくれことになります＾ ＾”
それでも薬で治る（完治ではないかも？）のですから、単なる病気なんですよね。
「インフルエンザの流行」みたいな感じで、気軽に病院に行けるといいのですが、経験のない人には理解しがたい状態なのが難しいところです。
> 人生山あり谷あり…一筋縄ではいかないことが多いですよね。
ほんと、禍福は理由なく、
天道って何だろうって思います。
> 私もストレス社会に目が回ることもしばしば。
人が多いと、そこにはストレスが発生する。
こればかりは避けられないですよね。
私もあんまり贅沢言っちゃいけません。
私の悩みなど大した事ないのです。
> なるようになるさ～、と私も考えようと思います。
そうそう、何とかなるよ〜
ご心配ありがとうございます。
今回は、ショックはでかかったのですが、
比較的初期に「あっ、これドツボの入口だ」って気付いたため、
それ以上のハマりにならずに済みそうです。
「鬱状態の罠」みたいなのを味わいました。
> ・「メンタル的なものは、頭で考えてもなかなか解決しない」
> ・「人間はけっこう忘れっぽい」
ありがたく、参考にさせていただきます。
さすがNGTNさんですね、
メンタル面のリスクマネージメントの研究と実践をされている。
> 人生をやり直せるとしても、あの時期だけはやり直したくない。
私にも、そういう時期はいくばくか思い出されます。
今に関しても、今はもう一回やれと言われても嫌ですが（笑）、
ひょっとしたら、何か重大な成長を掴んだ時期として記憶するかも知れません。
…だいぶ、客観的に見れるようになってきたようです。
> 以上、若輩者ではありますが、参考にしていただければ幸いです。
いえいえ、研究と実践、はるかに先輩です。
ありがとうございました。
人生山あり谷あり…一筋縄ではいかないことが多いですよね。
私もストレス社会に目が回ることもしばしば。
＞案外、俺、何でも大丈夫そうだよ。
さすが花育成計画さん。
なるようになるさ～、と私も考えようと思います。
・「メンタル的なものは、頭で考えてもなかなか解決しない」
外に出る、人と会う、自然の中でのんびりする、身体を動かして汗をかく、etc。身体優先で動いてみると、精神面にも良い影響があります。人間の精神は、肉体とかなりリンクしています。頭で考えて悩み続けるのって、大きな箱の中に閉じ込められた状態で、その箱の外観を想像するようなものかなと思っています。
・「人間はけっこう忘れっぽい」
心の痛みは時間が解決してくれることが多々あります。ルーティーンの作業を日々こなしていくと、いつの間にか大丈夫になってることもあります。それとメンタル面にもバイオリズムがあるので、しばらくすると波が上向いて気分が楽になってたりします。
以上は軽度の状態の時の話で、鬱病になった時はちゃんと病院に行くのが良いと思います。
私が人生で一番きつかったのは、院生の時の修士論文の追い込み時期でした。身体的疲労と精神的な閉塞感で、ちょっとやばい状態。自ら死にたいとは思わなかったけど、「今、車に轢かれて死んだとしても、まあいいか・・・」って感じで、生きる気力が薄れていました。人生をやり直せるとしても、あの時期だけはやり直したくない。
以上、若輩者ではありますが、参考にしていただければ幸いです。
…かしこまって話すより、
「よう、同類！」って声を掛けたほうが、
今の時点ではお互い気が楽になりそうですね（笑）
人の悩みは人それぞれ、
正確に窺い知る事など到底できませんが、
ひょっとしたら抜け出すきっかけとかは、
案外共通している部分もあるかも知れない、
そう思って日記を書きました。
本当に偶然ですが、
私の周囲に、けっこう大変な状況の人が同時多発しています。
気候とか、人間の心理にいろいろ絡んでるんでしょうね。
> 3億円の話、面白いです（笑）
「面白い」って、いいですよね。
その次を考えてみたくなる。
いろいろ積極的になった時、実は真の解決への糸口が掴めたりもする。
（しなくても、スパイラルを食い止めることができる）
> そして、温かい人と繋がっている限り、
> 絶対に大丈夫だと思います(^｡^)
うん。そうだよ。
それなのに紙一重の下に沈んで行くのはアホらしい（笑）
紙一重から、再浮上さ！
涙が出るほど、優しく温かい日記ですね。
ありがとうございます。
花育さん自身がすごく大変なのに、
こんなにも人を気遣う想い、素敵ですね。
確かに、一番怖いのは「負のスパイラル」ですね。
何も見えなくなって、どんどん底に落ち込んでいく。
3億円の話、面白いです（笑）
> でもこの『何とかできそう感』って凄く大事だと思う。
本当にそうですね。
そして、温かい人と繋がっている限り、
絶対に大丈夫だと思います(^｡^)
おはようございます、
コメントありがとうございます。
> 私も鬱状態、しょっちゅうなりますよ。今年の入院もストレスが原因だったし。
>
> って言うといつも、だれも信じてくれないんですケド．．．
知りませんでした。
そして、確かに普段のストアナさんのイメージとは違う感じのエピソードです。
> 経験から言うと、ちゃんと寝れるうちは大丈夫なのですが、寝れなくなると体がダウンしてしまうので、マッサージや、アロマテラピーで緊張を取ることが大事です。
おかげ様で、昨晩はぐっすり眠れました。
でも、起きたら胃が痛い（二日酔いの時みたいに）。
というか、昼間っから胃が痛くて食欲がないです…
でも食べないとヤバイのが分かっているので、
無理に果物とかを食べてます、
戻しはしませんが下します（苦笑）
マッサージには、早急に行きたいですね。
ストレス源は、たぶん時間以外に解決策がなく、
新しいシーンが次から次にやってくる事で薄まる気がします。
ご助言ありがとうございます。
> 軽いうつ状態は、若いうちに経験して、この状態とどう接すればよいか、自分なりの方法を探っておくことがすごく大事です。
今回は初めて「入口」で分かって。
ログとして、
また、同じような状態におかれている人の参考に、
日記に書いてみました。
昨晩書いた時には「紙一重」の感だったのですが、
どうやら今朝は紙一重感が薄まってきています。
なんとか、酷い状態に陥らなくて済む…と思います。
まだ胃が痛いけど、これならセーフ、という感覚は出てきました。
凄く大事なヒントが見つかった感です。
私も、この年齢（新たな状況に置かれればパワーが出る）といううちに発見できたのは幸運かと思いました。
告白とご助言、ありがとうございました。
> 悩む時もあまり暗い場所で悩まない事。
> 悩んだ後は軽い運動で汗を流すと身体的ダメージが少なくなります・・。
>
> 悩みはなかなか人に言えない事が多くて自分で解決が無理だと感じたら、やはり身近な人にＨＥＬＰを出すのも大切ですﾖ。
こういう「スパイラルに陥らない方法」「抜け出す引き出し」
を持っている事は本当に重要ですよね。
ドツボの時って、引き出しを思いつかない、
思いついても、実行するのが億劫になる、
あるいは、引き出し自体が新たなストレス源になってしまう。
そうなると、自力での脱出が困難になってしまうので、
やはり「HELP」出しは重要ですネ。
悩みとは無関係の、やらなきゃいけない事や、
新しいシーンが次から次へと起これば、
脱出するきっかけが掴めます。
…ってような事たちに、うすうす気付き始めた今日この頃です。
一晩寝て、これでもだいぶ整理がついてきました。
あとは時間が解決してくれそうですが、
それはそれで、
別途、岐阜での飲み会を楽しみにしております（笑）
この「スパイラルで、悩みを自分で大きくしてしまう」という状態が、
かえって平常復帰を遠ざけて、
自暴自棄になったり、悲観的になったり、皮肉に凝り固まったり、
それがさらに新しい悲観の元を作ってしまう。
あるいは面倒くさくなって、
「世の中が一変してしまうような大事件が起こらないかな」
というような破滅願望のようなものが生まれる。
小学生の馬鹿げた願望のようなのはまだマシで、
ご指摘のとおり、真面目な大人が理詰めでいくと、
自殺とかも考える。
今回、「最悪の結末」と言ったのは、
自分自身については、死ぬという最悪を想定しているのではないのですが、
（何らかの結論が出ない悩みについて、
どこかで結論が出る日があれば、
それは自分にとって最悪の事でも、
悩みに結末があるだけマシ、っていうニュアンスです）、
しかし、
なるほど、死にたいと思う人はこういう心理に置かれ続けて、
スパイラルが強化された結果なんだな、
って分かった（ような気がした）次第です。
> 人それぞれストレスに対する耐性が違うから
そうなんですよね。
人は苦労して大きくなる、成長するという側面がある一方、
本人に耐えられない苦労に直面して、
ダメになっていく例もごくありふれています。
運命が与える試練の大きさは、
必ずしも、その人の器にあったものとは限らない。
「天道是か非か」、
未曾有の大事業を成し遂げた司馬遷ですら、
最後まで天道の過酷さに疑問を抱き続けていたわけです。
（続く）
ご心配をおかけしてます。
今回、ショックのポイントは１ヶ所だったのですが、
そこから悩みが広範囲に広がって行って、
見るもの触るもの思い出すもの、
日常のいろんな場面で「悲しみ・悔しさ」が実感され、
逃げ場が無い状態に陥る感じだったのです。
実際には、私の悩みなんぞそれほどの痛みではなく、
日常は日常で十分私に好意的な事もいっぱいあるのに、
「スパイラル」に陥ってそう大げさに感じていた。
でも、スパイラルの入口で気が付いて、
気が付いた故に、それ以上は酷くならなかった。
気付いたきっかけは「何とかなるさ」の気分を取り戻した時です。
正直、現時点では何かが解決したわけでもなく、
何か見通しがあるわけでもないです。
（続く）
私も鬱状態、しょっちゅうなりますよ。今年の入院もストレスが原因だったし。
って言うといつも、だれも信じてくれないんですケド．．．
経験から言うと、ちゃんと寝れるうちは大丈夫なのですが、寝れなくなると体がダウンしてしまうので、マッサージや、アロマテラピーで緊張を取ることが大事です。
そして自分のせいとか、がんばって何とかしようとせず、とりあえず様子を見る、というのが良いようです。
軽いうつ状態は、若いうちに経験して、この状態とどう接すればよいか、自分なりの方法を探っておくことがすごく大事です。
これ以上悪くなるとダメ、というラインと、そうなったときの対処法が分かっていれば、ひどい症状にならずにすみます。
もっとも怖いのは、50歳過ぎて心の柔軟性がなくなった時に始めて鬱に襲われることです。
うまく言えなくてすみませんが、こういうときに自分の心、体と正直に向き合っておくことは、将来のためになると思います。
＞…実は私、生まれて初めて
＞「鬱になる時は、こういう悩みのハマり方をする時なん＞だ」って実感中なもので f^ ^;
＞（過去に、気付かないうちにプチ鬱になった事はありますが）
＞「最悪の結末」って、結末があるだけマシだな、とかね。
人それぞれストレスに対する耐性が違うからあまり無責任な
事は言えないですが、ダラダラ長い期間悩んでると精神的にしんどくなります。
ホント「最悪の結末」ってのも有りますから、“死にたい”っ気持ちが湧いてきた時は早めに信頼できる病院で薬をもらう事が大事らしいです。
悩む時もあまり暗い場所で悩まない事。
悩んだ後は軽い運動で汗を流すと身体的ダメージが少なくなります・・。
悩みはなかなか人に言えない事が多くて自分で解決が無理だと感じたら、やはり身近な人にＨＥＬＰを出すのも大切ですﾖ。
たぬき猫さんも、そういう状態の時があるんですね。
> 死なない程度に期限を決めて
「期限を決める」って有力な「スパイラルを断ち切る」手段、ですよね。
逆に、手段を用意せずに「きちんと悩む」というのは、
ちょっと大げさですが、素人には命に関わると思います。
この日記は、私や私の友人が「手段」を確保するヒントとなればと願って書きました。
本文は、まさに友人宛てなのですが、
内容としては自分宛ての意味もあって。
…実は私、生まれて初めて
「鬱になる時は、こういう悩みのハマり方をする時なんだ」って実感中なもので f^ ^;
（過去に、気付かないうちにプチ鬱になった事はありますが）
「最悪の結末」って、結末があるだけマシだな、とかね。
友人何人かも、悩みを抱えてます。
ご本人にとってどれほどのインパクトかは窺い知れませんが。
しかし、なぜかこういうのって同時多発的に起こりますね〜
スパイラルを断ち切る手段を切望しているのは、
実は私自身ということで。
得意げに書いてますが、
ヒントが見つかって嬉しいのです（笑）
素直じゃないのは、まだ余裕がある証拠ですかね（苦笑）
私も、体力が許す限り悩むのは良い事だと思いますよ〜（成長できるし）。
＞本来は儚いのに、スパイラルで強くなる「罠」がある。
＞これだけは気をつけたいけど、
＞実際、スパイラルに入ってるとそれすら気が付かなくなる。
うんうん！
そうなんですよね。
ワタシ的にはストレスまみれな時間を大切にしてます？！
言い訳を探さず、死なない程度に期限を決めて、きちんと悩む！
きつと次のstepになると信じて・・。
これが結構辛いんですが＠＠