はるるっぴさんのブログ

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世界経済の縮小を乗り越える

最近、証券会社に行ったとき
受付の証券レディーがパソコン画面を見ながら

「このごろの投資家は、すごく詳しい方がいて驚きます~」

(^_^)

と言っていた。


しかし、それよりも
自分たちが詳しくないことに驚いてほしいと思う。

(>_<)


現在の相場は、
引き続きマネージド・フューチャーズなどによる
ヘッジファンドが暴れている状況が続いている。

ファンダメンタルズからは、株価は説明がつかない。
(昨年の原油価格の高騰とよく似ている。)

ショート・スクイーズの相場であることは、
わかる人にはわかると思う。


さて、本題

「6割経済」の底は見えたか(日経ビジネスより言葉引用)

「6割経済なんのこっちゃ?」と思う方は、
過去の日経ビジネスを参照下さい。


日本の中心産業の一つが自動車産業です。

よく知られているように裾野も広い。
今の高級車など「半導体のかたまり」のようなもの。

(・o・)!


その自動車産業は、
アメリカを震源地とするクレジットバブルで潤っていた。

しかし、そのクレジットバブルが崩壊し
物事が「逆回転」している。


周知の通り、日本を代表するトヨタ自動車もトップが替わり
人材も旧トヨタ自販系の優秀な人材を抜擢していると聞いた。

お殿様による親政が始まっている。

トヨタグループは、
すでに「緊急事態モード」に入っている。

自動車産業は、輸出を中心に
売上と生産がバブルになっていた。

バブルに踊ってしまった。
(益子三菱自動車社長/日経ヴェリタスより引用)


そのバブルがアウトになったので、
日経ビジネス誌にも使われているように

「6割経済」とする表現が出てきた。


派遣社員だけでなく、
これから正規労働者の人員整理をしないか心配になる。

工場などの設備の調整もするでしょう。


新興国の需要や、
将来の電気自動車の普及にも期待したいが
しばらくは、戻っても6割~8割だと思う。

(・.・;)


新興国に行った人に聞くと、
まだまだインフラが整備されていない。

高級車を作っても走る場所がない。
(わたしも行っているので体験している。)


なかなか簡単にはいかないだろう。

自動車だけでなく、
多くの日本企業も同様の対応が必要になるかもしれない。

これから、「6割経済」を生き抜く
知恵が必要になるでしょう。


多くの日本人にもっとも欠けているといわれている

国際感覚。

「グローバルセンス」

ますます必要になる。

(・_・;)


いずれにせよ、世界経済の縮小を乗り越えてほしいと思う。


おしまいです。


PS.

再度同じ本のご紹介です。

計画破産国家
アメリカの罠

元外交官 IISIA代表 原田 武夫氏著

講談社出版

1600円(税別 少し高いかもしれない。)

やや難しい。

本なので説明不足のところもあると思うので
自信のない人には、おすすめしません…
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