はるるっぴさんのブログ

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日経ヴェリタス

長いので時間のない人はパスしてほしい。

ひとりごと日記です。

今日、ひさしぶりに証券会社に寄ってみた。

ベテランの事務リーダーが
「お手すき」の様子だったので
10分くらい話をした。


聞きたいことを質問した。


しかし、返ってくる答えはすべて

「わかりません~」

(・へ・)!


丁寧に質問しているのに、無愛想だったので、
温厚なつもりのわたしも少しカチンときた。


「全然わかりません証券」


と会社名を変えるとよいと思った。


さて、本題


日経さんが誇る投資情報誌。

「日経ヴェリタス」


日経さんのデスクに聞くと

「記者が優秀かどうかは、わかりませんねぇ~」

と言っていた。

日経さんには、2000人くらい記者がいるそうだ。
金のバッチと銀のバッチをつけた人がいる。

銀のバッチが正しいらしい…?


日経ヴェリタス誌の記者が
日経新聞の記事を書くこともあるらしい…?


さて、

日経新聞は、株価が上昇すると売れるので

日経ヴェリタスは、
実にタイミングの悪いときに創刊されたと思う。

(~_~;)


今のところ日本株で実績を積み上げている
熟練度の高い長期投資家からは、
今後に期待する意見が多い。


先日会った、ノルマ証券(本名 野村證券)の精鋭部の
職員(女性)も

「日経ヴェリタスは、物足りないわ~」

と言っていた。


先月、わたしの会った大和証券の人は

「日経ヘリタス?」
「当社では、そのような投資信託はございませんが…」

(・・?

と言われた。


日経さんは、民間企業で、お友達も多いので、
ある程度、仕方ないと思うが、

おかかえ(ひもつきともいう)専門家の意見がやや多い。


気がついている、投資家は、
専門家アレルギーをもっている。


日経さんは、エリートなので、権威や名前に弱い。

経済評論家やストラテジストは確かに優秀な人が多い。
しかし、実際に
デリバティブ取引をやったことのない人がほとんど。

おまけに、世の中の現場を知らない。



相場を間違えることになる。

(もちろん、優秀な専門家もいる。)


専門家や投資家には、
立場やそれぞれのポジションもあるので

その専門家に聞いても、

価値のある情報は提供できないでしょう。


正しいことを言っているのは、
ほとんど少数派(名もなき人たち)です。


休日に、日経新聞の新聞販売員の方が来られた。
わたしが、日経ヴェリタスを試読しているときに

「日経ヴェリタスを継続購読しませんか?」

と言われた。


その後、こう言われた。

「わたしは、何を書いているのか、
さっぱりわかりませんが…」

「それはともかく、いかがですか?」

(^^ゞ


売っている人は、内容がわからない様子です。


自分が、わからないものを販売している人は、
ある意味すごいと思う。

証券会社や銀行の投資コンサルタントと同じなのでしょう。


日経ヴェリタスさんは、真面目な新聞だと思う。

ちょっと一息つけるページもあればよいかもしれない。
人間は、もともと動物なので、「緑もの」がほしい。

きれいな、緑の入った世界の風景などもよいと思う。


欧米でも、パソコンを使った仕事をしている人は、
デスクのまわりに「緑もの」をたくさん置いています。

日本だけかもしれない。目薬を多用しているのは~


華があったほうが、よいので、好感度キャラクターの
タレントさんを経営者のインタビュアーにして
(横に記者がいる)

ツーショットのカラー写真を載せてもよいでしょう。


多くの投資家は、美しい人に弱い。
(わたしのシリーズ:投資で損する方法より)


経済と関係する、世界の美しい風景があってもよい。


日本の投資家の大きな弱点は、世界を知らないこと。

(わたし自身は、世界に行った人の話を聞いている)

写真だけでも参考になるかもしれない。


たとえば、

世界のヘッジファンドが集まっているイギリスの街並みとか
多くの投資家がいったことのないケイマン諸島とか

さらに、

見落とせない、ドバイ地区
中国の珠江デルタ地帯(労働集約型都市)

GMで話題となっているアメリカのデトロイト
(豊田市と姉妹都市)

などなど世界経済の風景も見たい。


真面目な長期投資家がほしい情報のひとつは

ノルマ温泉にどっぷりつかっている、
チマチマした専門家の話ではなく


現場の情報かもしれない。


多くの専門家は、

株があがったら強気
株が下がったら弱気

結果の後追いして、騒いでいるだけ…


原油価格でもそうです。

原油があがったら

まだまだあがるといい。


原油が下がったら

まだまだ下がると言っている。


いったい何者だろう?

(・o・)!


高いところで買って
安いところで売りましょうと

言い続けている。


そのような専門家の、多数意見を聞いても、
いつまでたっても日本人は、儲かりません。

高いところで買って
安いところで売って

どうして儲かりますか?


もっと現場の情報と
世界の情報(肌につたわるもの)
世界の投資家が見ている情報を提供すべきでしょう。


難しい話ばかりだと、疲れるので
緑物や華もあればよいと思う。


わたしは、伝統的な日経ファンの一人なので
先日、ボランティア活動でお会いした

日経さんの賢い奥様に
経済の見るべきポイントの3つ話をした。

しかし、「目が泳いでいた」ので
全然わからなかったと思う。

(~_~;)


数ヶ月前、飲みにいった大新聞の主戦記者には、
前に座っているのに、あまり話をしなかった。

個人的に日経新聞のほうが好きだからです。


電車の中では、多くのビジネスマンが
ベタ新聞を読んでいるのを見かける。

それは、それでよしです。

しかし、その中でほんの少しですが、

日経ヴェリタスを真面目に読んでいる
ビジネスマンを見かける。

雰囲気のよい人が多い。


読者は少ないと思うが、
読む人には知識のある人が多いだろう。


日経さんは、当然わかっていると思うが
読者の人数ではなく、
少数派の読者の思いを大切にしてあげてほしいと思う。

そのことが将来につながるだろう。


日経新聞は、世界経済危機の今こそ
肉体労働から頭脳労働に転換すべきだと思う。

(もちろん新聞を買ってもらわないとダメなので
 簡単ではない。)


ある抜群に実力のある個人投資家は

「日経ヴェリタスは、どっちつかずだなぁ~」

(・.・;)

と言っていた。


その意味は、わかる。


物足りないところもあるが

真面目な情報媒体として

「日経ヴェリタス誌」にエールを送りたいと思う。


おしまいです。


PS.

わたしの個人的に好きな
野村のリチャード・クー氏の直近のリポートおすすめです。

「悪いニュースは無視して
 良いニュースに注目するマーケット」

からはじまります。


過剰流動性を供給しても、リチャード・クー氏の指摘される

「バランスシート不況」で

多くの民間企業はお金を借りない。


結果、経済はよくならない。

(ただし、ひとつの理由にすぎない。)


とても残念ですが、
本当の不景気は、これからだと覚悟すべきだと思う。

(>_<)


よくわからない投資家は、
大学の就職部長にでも話を聞けばよいでしょう。


しばらく、厳しいときが続きますが、
明るく頑張っていきたいと思う。
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