ひさっちさんのブログ
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民主党のいう子供手当て 配偶者控除と扶養控除の廃止が前提に
産経新聞の記事ですが、民主党が掲げる子供1人に対して毎月26000円を支払うという子供手当。
これの前提として、配偶者控除ならびに扶養控除の廃止が前提になっているとか。
記事にもあるように子供のいない家庭や、子供が16歳以上になった家庭には実質大増税になるという点。
美点強調ばかりしているが、この点をどれだけの方がご存知なのだろうかとも思う。
当然ネガティブな部分は全くアナウンスすらしないわけだけど。
賛否両論あるでしょうが、もっとこの部分がしっかりと議論されるべきだと思うのですけどね。
またマスゴミもしっかりアナウンスして、有権者の判断材料を提供すべきだと思いますけどね。
【選挙・ウワサの真相】こども手当はイバラの道…らしい「得する者あれば、損する者あり」
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090629/stt0906290313000-n1.htm
深刻な少子化。子供を持たない理由に「経済的負担」を挙げる夫婦も少なくないだけに、対策としては「現金支給」は魅力的に映る。民主党の「子ども手当」もその一つ。だが「財布」は一つ。もらう人がいれば、減る人もある。
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民主党「子ども・男女共同参画調査会」で、意外な議論があった。
「手当を実施すると、家庭から不満が出てくるのではないか」
原因はこうだ。
子ども手当導入は、現在の「配偶者控除」と「扶養控除」を廃止することが前提だ。控除を廃止して、子ども手当に振り替える。
民主党にも「財布は一つ」という感覚はある。
では、実際に「子ども手当」で、家計への収入は増えるのか、減るのか。
民主党政策調査会の試算はこうだ。
控除が廃止され、子ども手当が支給された場合、16歳未満の子供がいれば、年収が2000万円(配偶者は無職と仮定)でも家計への収入はプラスになる。
ただし、それは子供のいる家庭の場合。子供のいない家庭や、子供が手当ての対象外の年齢になると、控除がなくなった分、収入は減る。調査会が懸念する「不満の声」は、減収になる家庭への視線だ。
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ただ、こうした懸念を覆い隠すほど、「現金給付」の魅力は強い。
昨年10月、民主党「次の内閣」子ども・男女共同参画担当の神本美恵子は、北海道江別市のショッピングセンター前で子ども手当のチラシを振っていた。
「民主党が政権を取れば月額1人2万6000円の子ども手当を支給します」。子供連れの母親の多くが足を止めた。
「子供が3人いたら、3人分もらえるの」
「そうですよ」
「本当にそうなったら、助かるわ」
神本は別の経験もした。
今年3月、地元福岡で、4歳と2歳の子供を持つ母親から聞かれた。
政府が導入した「子育て応援特別手当」についての質問だ。
「うちは、もらえる?」
神本は切り捨てた。「政府の施策は対象は3歳から5歳。民主党の子ども手当なら、すべての子供に月2万6000円よ」
「えっ、そうなの。そっちの方がいいわ」
神本は、子ども手当の力を実感している。
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「子育て費用を軽減します」。選挙でこれほど力を持つ「武器」はない。
平成19年の群馬県知事選もそうだった。
大沢正明が掲げたのは「中学生以下の子供の医療費完全無料化」。
だが、いざ当選してみると「立候補の時は財源を把握できていなかった」(昨年11月の同県町村長らとの懇談会での発言)という現実が大沢に迫る。
とにかくカネがかかる。県費だけで19年度11億円、20年度18億円、21年度25億円と膨れ上がり、22年度は36億円と推計される。市町村の負担分を入れると、同年度で70億円超だ。
県幹部がいう。「なんとかできる金額だが、財源はこれからもあるのか。こういう政策は、やり始めると際限がなくなる」
こんな時、福祉政策の常套(じようとう)手段は所得制限と自己負担。「一定の」所得ラインを引いて、それ以上の所得の人にはあげない。さらに「一定の」自己負担も求める。
ただ、この「一定の」が難しい。
大沢は一時、所得制限や自己負担の可能性を示唆した。だが、選挙を応援してくれた町村会や自民党県議団、市長らが大反対した。「線引きが難しい」「事務が増える」
仕方がなく大沢は、行政の第3の常套手段「段階的導入」を使う。
助成対象を3歳未満から小学生未満に、そして小学生、最後は中学生へと順次拡大していく。
「財源の大きさを痛感した」と大沢は漏らす。
民主党の子ども手当の年間予算案は、事務費も含めると約5兆6000億円。
財源は「予算の総組み替えで、子ども手当は初めに確保する。どこかを削って付け替えるわけではないから心配はない」(民主党政調)とはいうが…。
=敬称略
(小島優、中村昌史)
≪データBOX≫
民主党が掲げる「子ども手当」は、16歳未満の子供を対象に、1人当たり月額2万6000円、年額にすれば31万2000円を、年3回4カ月分ずつ支給するというもの。
2万6000円という金額は、こども未来財団や中央教育審議会の調査を元に民主党が独自に算出した。0歳から14歳までの食費、洋服代などの生活費や保育料、授業料などの学費の平均額から割り出した「子供が育つためにかかる費用」の月額2万5000円余りが根拠となっている。果たして、多いか、少ないか。
>所得税と住民税のダブルパンチだから。
実際そうなるのですが、大多数の国民はそんなこと微塵も思っていないというか、現段階で把握すらしていない人が大多数ではないでしょうかね。
マスゴミのミンス寄りの偏向報道にも問題があると思うのですけどね。
報道は中立であるべきはずなのですが・・・
3~4年前に「配偶者特別控除」と「特定扶養控除」が廃止になったと思ったら、もうそんなシナリオですか。
「配偶者控除」と「扶養控除」の基礎的な所得控除がなくなると大打撃ですよね。
所得税と住民税のダブルパンチだから。
上の学校へ入れられないなんて事にならなきゃ良いのですが・・・。
かつては、16才から22才までの子供の扶養に「特定扶養控除」があって負担を軽減していたのですが・・・。
どっちにしろ、大変なことになりそうですね。。。