はるるっぴさんのブログ
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私の相場感
ひとりごと日記です。
3つ
○短期はわからない
短期は、金融危機にもかかわらず
経営のフリーハンドを持っている
GS(ゴールドマンサックス)やモルガンなど
実力者(知恵とお金の両方をもっている)が
支配しているので、
相場を上にもってくるのか、
下にもってくるのかわからない。
出来高が少ないと、その影響力はさらに増す。
優秀な彼らは、株価水準が割高と判断すれば、
信用の整理をするため、上に振ってから下げてくる。
本にも書いてあるように
適当な情報も流しているかもしれません。
いつどの水準で本格的に売ってくるかは、
実力者の判断次第だからわからない。
熟練度の高い長期投資家は、短期の難しさを知っている。
ちなみにGSやモルガンの販売している投資信託は
基本的に相対利益を取りにいっているだけ。
本気なのは、ヘッジファンドです。
○ジャブジャブ金融
世界の政策当局がお金をジャブジャブにしているので、
株価が上昇するとする考え方もある。
世界経済の霧が晴れれば、それもありでしょう。
しかし、まだ霧が晴れるどころか、
ますます霧が深くなっている。
経済指標も中味をよく見るべき。
すくなくとも
前月比ではなく、前年比を見るとよいでしょう。
複雑なデリバティブや実態経済の想像以上の悪化、
会計処理の問題など
多くの複合的な問題があり
銀行の貸し渋りは、続くでしょう。
銀行が本当に貸したいところは、借りてくれない。
リチャード・クー氏の指摘されている
「借り渋り」といった側面もある。
くわしいことは、
メガの支店長クラスに本音を聞けばわかる。
建前ではなく、本音の話です。
○ファンダメンタルズ
ファンダメンタルズから見れば
日本株の株価が上昇すればするほど割高が鮮明になる。
日経平均の予想PERも「-」になった。
PER算出できません。
世界の実績のある長期投資家は、
この水準で株を買うことはないでしょう。
今、長期投資家は、日本株に興味なしです。
残念ながら。
あってほしいけど。
この水準で「買い」と言っている長期投資家は、
複合デリバティブの破壊力を知らないと思う。
ファンダメンタルズと株価との乖離は
どこかで修正されるでしょう。
長期投資家は
基本的に
株が上昇すれば、弱気
株が暴落すれば、強気
になることが多い。
しかし、今回は、
複合デリバティブがあまりにもむずかしいので
わたしの知っている法人税理士や
経営コンサルタントのような実力のある長期投資家も
長期投資に「慎重」になっているのが、現実です。
おしまいです。
最近の株価とファンダメンタルズのギャップが理解出来ず、しばらく活動を控えています。特にシカゴ先物が異常に?高く返って来て、日本市場がその水準に届かないパターンが続くのは腑に落ちず、納得出来る動きになるまでは様子見を続けています。確かにGS等を筆頭とする外資の短期戦略は脅威ですが、日本人投資家も色々な危機を通じて冷静な目で今の市場を眺めているのではないかと、少し期待を込めて、考えています。