月とスッポンさんのブログ
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バットバンク構想詳細☆PPIPというそうです^^
↓ブログから転載いたします↓
ついに出た官民投資プログラム(PPIP) 有毒廃棄物の処理が前進する!
また新しいアクロニム(略語)を覚えないといけませんね。
ティム・ガイトナー財務長官が発表した金融機関救済計画は官民投資プログラム(PPIP)と呼ばれることが決まりました。
このPPIPには2つの構成要素があります。
ひとつはLSPと呼ばれ、もう一つはLLPと呼ばれるプログラムです。
【LSP(レガシー・セキュリティー・プログラム)住宅ローン証券の買い取りに関するプログラム】
連邦政府は先ず1000億ドルの資金を、既に存在する不良資産救済プログラム(TARP)から供出します。
これに民間からの資金4000億ドルを加えて合計5000億ドルの投資資金が用意されます。(最終的にはこの投資資金の額は1兆ドルに拡大される可能性があります。)
銀行が持ったままにしている不良資産(=これまでは「有毒廃棄物」という呼び方がポピュラーでしたが、政府はこれを「レガシー・アセット」という上品な名前に変えています)をこれで買い取るわけです。
【財務省の示した事例】
銀行Aの所有する額面100ドルの住宅ローン証券が入札にかけられる
この住宅ローン証券が84ドルで落札される
84ドルの落札価格のうち72ドルはFDICが融資する(ノンリコースです)
残りの12ドルはエクイティー部分なので落札者がリスクを取る部分である
この12ドルを半分に割り、6ドルを政府が、残りの6ドルを民間の投資家がリスクマネーとして出資する
若し購入した住宅ローン証券が後に額面まで戻れば投資家は133%のリターンを得られる
この入札に参加した投資家は下院が先日承認した役員賞与に関する立法のような法律の適用を免除されると規定されています。
■ ■ ■
【LLP(レガシー・ローン・プログラム)銀行ローンの買い取りに関するプログラム】
こちらのプログラムでは先ず焦げ付いた銀行ローンを買い取るための投資ファンドが用意されます。
銀行は自分が売りたいローン資産を選び出し、入札にかける準備をします。
次にFDIC(連邦預金保険公社)がその競売案件に関してどれだけ保障をつけるかを査定します。
その際、投資ファンドがかけられるレバレッジ比率は6対1を超えないものとします。
入札が実行されると最高値で落札したファンド・マネージャーはエクイティー部分の50%を出資します。
残りの50%のエクイティーは政府が出資し「株主」となります。
落札したファンド・マネージャーはFDICの監視のもとで買い取った資産を運用します。
なおこのプログラムに参加したい運用会社は4月10日までに名乗り出る必要があります。政府はその中から5社を選定します。このファンド・マネージャーに選ばれた金融機関もLSPの場合と同じく役員賞与制限立法から守られると規定されています。
■ ■ ■
【寸評】
この発表のキー・ポイントは2つあると思います。
ひとつはLSPがノンリコースであるということです。これは住宅ローン証券を買い取るヘッジファンドなどの参加者のリスクを軽減し、銀行への安値での「売り返し」などのアレンジをしやすくします。
もうひとつのポイントはLSPやLLPの参加者は役員賞与制限規定の「免罪符」を発行して貰える点です。これらのことから、LSP、LLPの両プログラムは思わぬ駆け込み需要が出る可能性があります。
要は、ヘッジファンドが負担するリスクはものすごく小さくて、大部分は損失をだしても国民におしつけられる、、、ということですね^^
難しい~(>_<)
ということで、100円のうち6円を自分(投資家)は負担すればよく、それをオークションで100円で売れば、もうけは133%ということ、、、ですよね、ひよこさん(と、理系のひよこさんにふってみる^^;)
そういうことだと思います★
でも、元々100円の図書券の価値は、今いくらになってるのか、っていう問題もありますよね。
100円が6円になったら割安かもしれないけど、今の時価が10円ならそんなに割安でもないわけですし。。
それに、バブルの弾けた住宅ローン証券が額面まで戻ることもないような。。(^-^;
ローンを返さない人は未だに増えてるみたいですし。
銀行は助かりますよね♪
あっ、新しい日記も読ませてもらいました!!ありがとうございます★
勉強になりました~!
結局問題なのは資金面ですよね。
米国債をFRBが買い取って。ゆくゆくは限度が効かなくなって刷りまくる、ってことにならなかったらいいですけど。
なんか、どんどん表面をとりつくろって隠す方向に進んでるような(^^;
でも、これで買い切れなかったらどうするのかなぁ(・・?)
50兆円か(^^ゞ
日本の国債に比べれば微々たる額ですな
要するに、国の機関が負担ってことですね(^^ゞ
でも、お金大丈夫?
いったいいくら負担するのかなぁ(・・?)
ありがちょ~ごじゃいましゅまろ(^^ゞ
(FDICのシーラ・ベアのところが全ての保証の拠り所となる関係上、「影の帝王」的な隠然たる権力を持つ一方、ここが「事務作業がパンクする」リスクを最も抱える危険性を孕んでいると思います。)
と、やっぱりFDICに危機の矛先が移ったようですね^^;
案としては、すごい餌をぶらさげてうまくやったなあ、、、という感じなんですけど(笑)、でも、問題なのはやっぱり資金面で、、、
FDIC,おっしゃるとおり、お金なくてひーひーしてますよね、政府、これ以上米国債発行したら死にますよ、、、
TARP資金だけじゃたりないでしょーね。追加資金をまた国民におねだりするのかな?
儲けはヘッジファンドで損失は国民が負担だなんて、、、そんないちもんの得にもならない話、国民が許すでしょーか、、、
というわけで、案としてはうまく考えたと思いますし、ヘッジファンドはとびつくでしょーけど、実際やってみたらいろいろと問題がでてきてうまくいかなくなると思います^^;
いいですよね、これ。100円のものが6円で買えるなんて、とってもお得^^;
これならあたしも参加したいです(笑)
しかも参加者には「ボーナスOK」って、すごい餌をぶらさげたもんだなあ、、、
あたしも数学苦手だから、よくわかんないけど、
たぶん、
たとえば、
額面100円の図書券が⇒金券ショップで84円で割引して売られていて⇒さらに72円はおじいちゃんが負担(FDICが負担)⇒残り12円の半分をお母さん(政府)が負担
ということで、100円のうち6円を自分(投資家)は負担すればよく、それをオークションで100円で売れば、もうけは133%ということ、、、ですよね、ひよこさん(と、理系のひよこさんにふってみる^^;)
LLPのメリットは、運用してもらう人(銀行)は、不良資産を切り離せるわけだし(もしかしたら高く買ってもらえるかもしれないし)、運用する人(ヘッジファンドなど)は半分を政府が負担してくれるんだから、すごいメリットがあると思います。
勉強になりました。ありがとうです(>▽<)
私は今日はちょうどFDICを調べてましたっ。
で、気になったのが、
>84ドルの落札価格のうち72ドルはFDICが融資する(ノンリコースです)
この部分なんですが。
これって、大半をFDICが融資するっていうことですよね。
でも、さっき調べた限りじゃFDICは資金に余裕なんてないはずなんですが。。
むしろ、資金調達しないと資金が底をつくって。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-36753820090302
預金資金とは別なのか、表面上大丈夫に見せかけてごまかしているのか、どっちでしょう(^^;
こりゃ、先にエントリしないと損だ。
そして、すぐに買い取り資金が底をつくんだ、きっと。
みんなそれがわかってるから、猛烈な需要があるはずだ・・・(爆)
133%ってどういうこと(・・?)
どういう計算かあんわからないんだけれども要するにいくら出資して額面まで戻れば?(この額面ってのもよくわからん(笑))結果的に額面がいくらなのか 100ドル?ワケわかめ
よくわからんのでお母さんおしえてにゃん(^^ゞ