NGTNさんのブログ
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今日の相場 -9/13-
・NY市場は小幅反落。14日に発表される色々な経済指標や18日のFOMCを控えて様子見ムード。10年債利回りは上昇。ドルが対ユーロで最安値を更新(画像1)。原油価格、WTI 80ドルにタッチ(画像2)。ついでに小麦相場も(画像3)。住宅市場の低迷もそうですが、全てアメリカの消費者にとってネガティブな方向に進んでます。各商品先物のチャートは以下で見られます。
http://www.fuji-ft.co.jp/chart/0n-genyu/index.htm
・日本市場は、日経平均は小幅反発、TOPIXは続落。NY市場は反落でしたがCME NK225の終値が高かったので、日経平均は+100円くらいで始まりました。そのあとは様子見ムードが強く、引けにかけてダレていく展開。しかし、始値はCME次第では、どっちが夜間市場かわかりません。
・栃木労働局、キヤノンに是正指導 宇都宮で偽装請負
http://www.asahi.com/national/update/0913/TKY200709120379.html
キヤノンさん、懲りずにまたです。キヤノンは企業としては優秀だと思いますが、御手洗会長はホワイトカラー・エグゼンプションを推し進めたりと、労働者に優しくない感じですね。
・外貨準備でのドルの独占的地位、徐々に低下
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-27868020070913
足元のドル安ともリンクしてきますね。ドル安はアメリカ経済にとっては、輸入品が値上りするので国内のインフレ圧力に、輸出企業は為替差益が発生するので収益にプラスになりますが、重要なのは米国債が買ってもらえなくなる恐れが出てくることでありアメリカにとってはこれが最大のリスクでしょう。FFレートの利下げは、さらなるドル安につながる可能性があるので、金融緩和によるインフレ圧力の増加と合わせて、このへんは注視していくべき点だと思います。
http://www.fuji-ft.co.jp/chart/0n-genyu/index.htm
・日本市場は、日経平均は小幅反発、TOPIXは続落。NY市場は反落でしたがCME NK225の終値が高かったので、日経平均は+100円くらいで始まりました。そのあとは様子見ムードが強く、引けにかけてダレていく展開。しかし、始値はCME次第では、どっちが夜間市場かわかりません。
・栃木労働局、キヤノンに是正指導 宇都宮で偽装請負
http://www.asahi.com/national/update/0913/TKY200709120379.html
キヤノンさん、懲りずにまたです。キヤノンは企業としては優秀だと思いますが、御手洗会長はホワイトカラー・エグゼンプションを推し進めたりと、労働者に優しくない感じですね。
・外貨準備でのドルの独占的地位、徐々に低下
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-27868020070913
足元のドル安ともリンクしてきますね。ドル安はアメリカ経済にとっては、輸入品が値上りするので国内のインフレ圧力に、輸出企業は為替差益が発生するので収益にプラスになりますが、重要なのは米国債が買ってもらえなくなる恐れが出てくることでありアメリカにとってはこれが最大のリスクでしょう。FFレートの利下げは、さらなるドル安につながる可能性があるので、金融緩和によるインフレ圧力の増加と合わせて、このへんは注視していくべき点だと思います。
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個人的には、日本もアメリカと一緒に沈んでいきそうな気がします。日米とも生き残るのは優良グローバル企業だけで、国内景気は冷え込むのではないかと思っています。(恐らく金融緩和や景気浮揚策により目先は持ちこたえるでしょうけど、2,3年後くらいに駄目になりそうかな・・・と)
人民元は、FXでは買うことができるのですが、実際に買っているわけではなくて先物市場か何かで調達しているらしく、その分のコストでマイナススワップになります。ちびちび引かれていくので長期では買いづらいかもしれません。中国企業自体はまだ伸びると思いますが、中国株を買うとなると、香港市場で香港ドルで買うことになり、香港ドルはドルペッグなので為替的にはあまり魅力が無さそうなんですよね。
私が海外に分散投資するとしたら、ユーロ、アメリカ、スイスに60%。戦争とかになったらやはりアメリカが強いでしょうから一応ドルも持っておきたいです。残りは、インフレなら資源を持っているところが強いだろうということで資源国である、カナダ、オーストラリア、南アフリカ。食糧争奪戦になったら、農作物輸出国が強そうということでブラジル。中国は、人民元で持つか香港ドルで持つかわかりませんが、とりあえず一定の割合を。今はまだその気がないので、きちんと勉強していないのですが、漠然とこんな感じかなと考えています。
イカのおすしさん、
アメリカは今まで後回しにしてきたツケがたまってますからね・・・。すごく難しい局面だと思います。バーナンキ議長も大変ですよ。
偽装請負はもう、リコール、談合みたいなものですかねー。僕はすっかり慣れてしまいました…
確実なのは、世界的にインフレに向うことなので、一番強そうな通貨をもつ中国での運用にシフトするなんてどうでしょう?(といっても元は買えないから、株式市場しかないですけど。)
ご意見拝聴したく。